宅建は勉強しないで合格できる簡単な試験って本当

宅建は勉強しないで合格できる簡単な試験って本当⁉」答えはNO!

「宅建って勉強しないで合格できる試験って本当⁉」そこのあなた、宅建士資格にご興味がおありですか?

それとも、すでに独学で勉強していらっしゃるのかもしれません。

情報収集をしていると、宅建について様々な意見が散見されます。巷では、「宅建はそんなに勉強せずに合格できるよ」「宅建なんて楽勝!」といった声をよく見聞きします。

果たして、宅建は勉強しないで合格できる試験という噂は本当なのでしょうか?

あくまで、私見ですが、この噂の真相は「NO」です!宅建に合格したければ、勉強してください!

たしかに、司法試験などと比べれば、難易度は低いといえるでしょう。

しかし、宅建は不動産取引の専門家として欠かせない資格です。

専門知識の裏付けとしての機能も果たす宅建士資格が、そう簡単に取れるわけがありません!ただ、宅建は独学でも十分合格可能な試験でもあります。

以下では、独学で宅建に合格するために必要な対策をご紹介します!

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独学で宅建士になる方法‼勉強のやり方や工夫の仕方が合否を分ける⁉

「宅建は勉強しないで合格できる」は×‼手抜きは通用しませんよ!

「宅建は勉強しないで合格できる」は×‼手抜きは通用しませんよ!

独学で宅建の勉強を開始しようと情報収集をしていると、「宅建は勉強しないで合格できる!」「宅建は簡単な試験!」のような声を見聞きします。

巷でよく聞く「宅建は勉強しないで合格できる試験」説。果たして、これは本当なのでしょうか。

これはあくまで私見ですが、宅建は、勉強しないで合格できるような試験ではありません。

楽勝でもなければ、簡単でもありません。

もちろん、人によってはあまり勉強せずに合格できるという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、そのような人は、おそらく不動産に関する基礎知識がすでに頭に入っていたり(背景知識がある人)、法律に精通していたりするなど、ある程度宅建合格に必要なものを備えていらっしゃる方だと思います。

宅建のタの字も知らないような、全く無の状態で勉強せずに合格できるとは思えません。

あなたが、不動産取引に関する専門知識にあまり馴染みがなく、その他法律系の資格の勉強もした経験がないというのであれば、宅建試験に向けた勉強が必要です!

それに、資格取得後に勉強した結果得た知識が使って仕事をするのなら、尚更勉強しておくべきです。資格は持っていても、実質が伴わないなんて、恥さらしもいいところです。

ここまで言っておいてなんですが、決して簡単な試験ではないとはいえ、宅建は独学でも取得可能な試験でもあります。

必要な知識を必要な場面で出し入れできる勉強をすれば、十分合格可能な資格試験です。

以下では、独学での勉強方法に触れる前提として、まず宅建士試験に関する概要をお伝えします。

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宅建は、年に一度しかチャンスがない国家試験!

宅建は、宅地建物取引士資格試験の略称であり、その名の通り、宅建士になるために必要不可欠な資格です。

宅建士とは、不動産取引に関する専門知識を有し、一般の消費者には複雑な不動産取引のスムーズな運用をサポートする役目を負います。

不動産は、高額かつ大きな商品ですので、周辺知識に詳しい人間が介入しなければ、何も知らない消費者は容易にトラブルに巻き込まれる可能性があるのです。

家や建物の売買などを通した混乱をできるだけ防止するためには、宅建士という存在が欠かせないのです。

そんな宅建ですが、試験は年に一度、例年10月の第3日曜日に行われます。毎年約20万人が受験し、合格率は15~17%となっています。

上位3万人に入れば合格通知を受け取ることができるというわけです。
(参照:一般財団法人 不動産適正取引推進機構)

試験は、全部で50問です。

4肢択一形式での出題で、マークシートで解答します。試験科目は、「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限」「税・その他」の大きく4つに分類できます。

「権利関係」とは、民法や不動産登記法などの分野から出題される科目です。

不動産取引に関する契約が。どのような当事者間で行われ、どのような権利義務が発生するのかなどについて問われます。

「宅建業法」は、宅地建物取引業や宅建士に関する業務についての出題がなされます。

「法令上の制限」は、建築基準法や国土利用計画法といった、土地に建物を建築する過程において経なければならないルールや規制に関する分野からの出題です。

「税・その他」は、不動産に関する税金、そして「免除科目」という一定条件を満たす受験者は解答を免除される科目についての出題となっています。

配点は、「権利関係:14点」「宅建業法:20点」「法令上の制限:8点」「税・その他:8点」となっています。

試験科目 配点
権利関係 14点
宅建業法 20点
法令上の制限 8点
税・その他 8点

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「免除科目って何?」宅建の試験科目には、「免除科目」と呼ばれる科目が存在します。一定条件を満たせば解答を免除され、予め5点与えられた状態で受験できるのです。「免除科目」について詳しくご紹介した記事はこちら!

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「宅建の免除科目って…何?」5問免除の科目と勉強方法をご紹介!
・「宅建」は、年に一度しかチャンスのない国家試験!
☞合格率は15~17%であり、毎年約17万人が泣きを見る熾烈な戦い!
・試験範囲は、不動産取引に関する幅広い分野から構成されている。
☞とっつきにくい科目ばかりであり、「宅建は勉強しないで合格できる」説は真っ赤な噓だという証明になる。

宅建は、年に一度した受験の機会がなく、試験範囲も多岐にわたります。

不動産取引に触れたことがない方にとっては、非常にとっつきにくい分野ばかりであり、試験概要を見るだけで、私が「宅建は勉強しないで合格できる」説を否定する理由がお分かりいただけるかと思います。

「宅建は勉強しないで合格できる」説は噓!では、どうやって勉強する?

「宅建は勉強しないで合格できる」説は噓!では、どうやって勉強する?

上記の試験概要でご覧いただいた通り、宅建は不動産取引に関する幅広い知識が問われる試験です。

不動産取引に関する実務経験がない方や、法律にあまり馴染みのない方にとってはとっつきにくい分野ばかりです。巷でよく聞く「宅建は勉強しないで合格できる」説が信憑性のないものだとお分かりいただけたかと思います。

しかし、簡単ではないとはいえ、宅建は独学でも十分合格可能な試験です。

しっかりとポイントを押さえ、必要な知識を習得することができれば独学で挑戦することが無謀な試験ではないのです。

では、具体的にはどのような試験対策をすればよいのでしょうか。

以下では、独学で宅建取得を目指す場合に知っておくべき3つのことをご紹介します。

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宅建に向けて独学で勉強しようとする場合、一体何から始めるべきなのか…。勉強の順番や科目の優先順位の付け方についてご紹介した記事はこちらから!

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①試験では何点を目指すべき?

独学で宅建取得を目指す上で知っておいていただきたいことの1つが、目標点です。

宅建の合格点は、例年31~37点の間に推移しています。50点満点の本試験において、約7割の得点で合格ラインに到達することができる計算です。
(参照:一般財団法人 不動産適正取引推進機構)

確実な合格を狙うためには、試験全体で38点を目指していただきたいと思います。

もちろん、40点以上あれば安心ですが、独学で合格を目指す場合は、満点を目指す必要はありません。あくまで目標は合格することですので、必要最低限かつ確実な合格点を狙って勉強しましょう。

そして、全体の目標点を38点とした場合の各試験科目での目標点ですが、各科目の難易度などから、「権利関係:10点」「宅建業法:18点」「法令上の制限:5点」「税・その他:5点」としたいと思います。

試験科目 配点 目標点
権利関係 14点 10点
宅建業法 20点 18点
法令上の制限 8点 5点
税・その他 8点 5点

試験科目の配点分布や、目標点からもお分かりいただける通り、重視したいのは「権利関係」と「宅建業法」の2科目です。

試験対策をする上では、この2つから取り掛かるようにしてください。

そして、私が推奨する勉強順は、「権利関係」→「宅建業法」→「法令上の制限」→「税・その他」です。

何故「権利関係」を最初に据えるかというと、その他の科目と比べ、圧倒的に「理解」が求められる場面が多いためです。

つまり、「暗記」だけでは対応できない場面がほとんどなのです。民法では、条文解釈や判例法理があらゆる場面で登場し、自分の頭で考えながら「なぜこのような考え方なのか」「なぜ裁判ではこのような判断に至ったのか」を理解しなければ問題など解けません。

法律に触れる際に求められる独特の考え方が求められるため、それに慣れるためにもなるべく早い段階で勉強に取り掛かって頂きたいのです。

とはいえ、深入りも禁物。適度にテキストで理解ができれば、次の「宅建業法」に進んでいただき、「暗記」重視の科目にどんどん対策を進めていただきたいと思います。

・宅建本試験の目標点は、38点以上!
☞「権利関係:10点」「宅建業法:18点」「法令上の制限:5点」「税・その他:5点」を目指して勉強を進める。
・推奨する勉強の順番は、「権利関係」→「宅建業法」→「法令上の制限」→「税・その他」。

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毎年多くの受験者を苦しめる「民法」。民法好きの私が、その勉強のコツについてご紹介します!是非、ご一読ください!

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②勉強時間はどれくらい確保すべき?

では、次に知っておいていただきたいことが、独学に必要な勉強時間です。

勉強時間については様々な意見がありますが、おおよそ100時間から400時間は必要とされています。

もちろん、背景知識や生活スタイルは人によって違って当然ですので、合格に必要な勉強時間も差が出て当然です。

しかし、一応の目安として、最低250時間は確保していただきたいと思います(合格者の方や大手通信講座スクールのサイトを比較、また私自身の経験からも、このくらいの勉強時間は確保しておいた方が安心です)。

そして、この250時間という数字を基に、あなたの1日の勉強時間を確保し、本試験までのスケジューリングを行ってみてください!

独学で宅建取得を目指すなら、「計画性」は必須です。

「勤務日は、通勤時間の30分。休日は2時間勉強する」もありですし、「本試験までは早起きして1時間半勉強する」と決めるのも良いと思います。

忙しい中、なかなか集中した時間が取れない方も多いと思いますが、工夫次第で時間は作りだせます。すきま時間も有効活用しながら、宅建の勉強時間を確保していきましょう!

宅建合格に必要な勉強時間は、最低でも250時間!
☞250時間を目安に、1日の勉強時間を計算していく。すきま時間や工夫を凝らして勉強時間を確保!
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③おすすめの勉強方法は?

そして、最後におすすめの勉強方法です。私がおすすめするのは、インプットとアウトプットの繰り返し。知識を正しく頭に入れ、適切な場面で出せるようになるには、テキストと過去問ベースの問題集を適度に使い分けながら、インプットとアウトプットを繰り返すことが最も効果的です。

インプットももちろん大切なのですが、過去問をベースとしたアウトプットも大切です。宅建は、過去問で出題率の高い論点が再度登場する確率が高い試験だと言われています。

過去問による出題傾向の把握をし、重要論点に絞り込んでから本格的にテキストのインプットに移り、早い段階でアウトプットに移行しましょう。

後は、理解不足だと感じた場所をもう一度テキストに戻って確認し、自分の正答率の低い問題を正確な知識が身に付くまで何度も繰り返し解く。これにつきます。

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宅建にとって、過去問は必須アイテム!ここまで試験対策に有効なツールはありません。過去問を上手に使って宅建合格を実現させましょう。

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宅建はほぼ過去問のみを問う試験⁉「独学は過去問だけでOK」は危険‼
重要論点に絞り込んだインプットとアウトプットを繰り返すべし!

① テキストで出題範囲や科目の内容を確認。
(軽く目を通し、初見を済ませておく。用語などに目を慣らしておく。)

② ①の内容と過去問での頻出度を参考に、勉強する順番を決める。
(あなたに合ったスケジューリング)

③ テキストでインプットする。
(分野ごとに対応する問題集を覗き、軽く解いてアウトプットを挟む!)

④ 問題集・過去問でアウトプットする。
(正誤(○△×)と日付を記録!)

⑤ ④で間違えた問題は、テキストで確認。

⑥ ④と⑤を最低5回は繰り返す。

「宅建は勉強しないで合格できる」説は信憑性なし!日々の積み重ねが合格に導く

巷でよく耳にする「宅建は勉強しないで合格できる」説ですが、私としては否定いたします。

宅建は勉強せずに合格できるほど甘い試験ではありません。

もちろん、合格に必要な勉強量も、時間も人によりますので一概には言えませんが、それでも勉強が全く要らないとは思えません。

宅建は、年に一度しか行われない試験であり、合格率は15~17%です。

約20万人もの人が受験する中、合格するのは上位3万人ほど。

しかも、試験範囲は不動産取引に関するややこしい専門知識ばかり。初学者の方にはとっつきにくい分野が多々含まれています。

その50点満点の試験で、約7割の得点を目指さなければなりません。「勉強しないで合格できる」なんて信じられません。

ただし、簡単ではなくとも、宅建は独学でも十分合格可能な試験です。

必要なのは、計画性を持って、無駄を省いた効率的な勉強をすることです。あなたの生活スタイルにあった計画を立て、無理のないスケジューリングを行い、あとはインプットとアウトプットの繰り返しを本試験までコツコツ積み重ねることが、独学成功の一番の近道といえます。

もう一度言いますが、「宅建は勉強しないで合格できる」なんて、信憑性がない恐ろしい説です。

そのような方もいらっしゃるかもしれませんが、あなたに当てはまるかは分かりません。

しっかり勉強を積み重ねることで、合格後の知識の確実性にもつながるのではないでしょうか。

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(名前:豆のとめ吉、年齢:20代後半、性別:女)
大学在学中(法学部)に「宅建」に独学で一発合格いたしました。
「法学部出身なら楽勝だったんでしょ?」確かに、全くの畑違いではありませんでした。
しかし、本番までは5ヶ月程度、さらに大学の期末試験とも重なり、使える時間は、通学時間や講義の空き時間などの隙間時間だけ…!そんな中、どうやって合格したのか…。
私の経験に基づき、「独学での宅建合格方法」をご紹介します‼

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