宅建合格への計画作成!試験科目ごとの勉強時間の配分方法や割合は?

宅建合格への計画作成!試験科目ごとの勉強時間の配分方法や割合は?

「本試験までの勉強時間ってどう配分すればいいの?」そこのあなた、宅建の本試験に向けて勉強時間の計算やスケジューリングの真最中でしょうか?

独学では、計画性と効率性が非常に大切です。

独学では、通学や通信講座とは違い、予め決められたカリキュラムや勉強内容が用意されているわけではないからです。勉強方法も教材選びも、全て自分で行います。

自由である一方、自己管理能力が求められる難しい手段でもあるのです。

そんな独学では、勉強時間の配分比率の設定も、計画を立てる上で重要な要素となります。

いつ頃、どのような勉強をするのかを決めておくことで、本試験までの計画管理がダントツにやりやすくなるのです。

では、本試験までにあなたが確保できる勉強時間を、各試験科目にどのような比率で割り振ればよいのでしょうか?科目によって軽重をはっきりとさせた方がよいのでしょうか?

以下では、勉強時間の最適な配分方法や割合をご提案します!

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スケジューリングでは、科目によって勉強時間の配分比率に差を設け、宅建合格へ‼

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独学で宅建合格を目指す上では、計画性と効率化が非常に重要です。

通学や通信講座を選択する場合には、カリキュラムやコースによってすでに決まった勉強計画が存在し、それに従うことが原則となりますが、独学ではそうはいきません。

全てあなたが1人で管理していかなければならないのです。勉強方法も教材選びも、自己責任。一歩間違えれば「不合格」まっしぐらです。自由である一方、リスキーな手段であることは否めません。

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ですが、宅建は独学では合格できないかというと、決してそうではありません。

計画性を持ち、無駄を省いた効率的な勉強をすれば、独学でも十分合格可能な資格なのです。

つまり、スケジューリングはかなり大切。合格を目的として、しっかりとした骨組みを構築する必要があります。

そのスケジューリングでは、各科目によって優先順位を付け、いつ頃から勉強を始め、いつ何をどのようにするかということをある程度決めておくことが必要です。

あなたが確保できる勉強時間を、各試験科目に適切な割合で配分するのです。

では、一体どのような配分比率で勉強時間を割り振っていけばよいのでしょうか?

以下では、計画を立てる際に必要な要素を順に確認しながら、試験科目の優先順位による勉強時間の配分方法をご提案します!

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①宅建の合格に必要な勉強時間はどれくらい?

宅建合格に向けてスケジュールを立てるには、合格に必要な勉強時間を把握しておく必要があります。

時間配分を決めるにも、まずは計画の骨組みを固めていきましょう。計画の骨組みを固める上では、2つの時間軸が必要になります。

まず1つ目に必要な時間軸が「宅建合格に必要な時間」です。

宅建合格にどれくらいの時間が必要かについては、様々な意見があります。合格者の方の意見や大手通信講座スクールの意見をまとめると、100時間から400時間の間に分布しているようです。

合格に必要な時間といっても、生活スタイルや有する知識・経験は人によって異なるため、一概に絶対的な数字を出すことはできません。

しかし、独学で合格を目指す際に計画を立てる上では、一定の目安が必要ですし。合格した方が実際にどれくらいの時間を費やしたかを知っておくと、勉強を進める上で参考になります。

ですので、ここでは合格者の方々の意見や大手通信講座スクールの意見、私が費やした勉強時間を勘案し、最低でも250時間の勉強時間を確保していただきたいと思います。

この250時間という数字を目安に計画を立てていきましょう。

2つ目が、「あなたが1日に確保できる勉強時間」です。

先ほど出した「合格に必要な時間=250時間」を基に、あなたが1日にどれくらいの勉強時間を確保すればよいかを算出していきましょう。

あなたの生活スタイルに合わせ、無理のないスケジューリングをしましょう。

ただし、「忙しくて時間がない」という主張は認められません。時間がないなら作るまでです。

工夫はできます。仕事をしながらであれば、「勤務日は通勤時間の30分、休日は2時間を勉強時間にする」と決めれば、1週間で6時間30分勉強時間を確保することができ、約10ヶ月で最低ラインである250時間を確保することができるということです。

「本試験までは、いつもより1時間半早起きして勉強する」と決めれば、約半年で250時間が確保できます。

家事や育児に追われ、毎日まとまった時間が取れない人でも、すきま時間を活用することができます。いまでは、スマホやネットを使って気軽に問題演習ができるので、非常に効率的にすきま時間を活用できるはずです。

【ポイント①】
・2つの時間軸で、計画の骨組みを作る!
・「宅建合格に必要な時間(最低でも250時間)」と「あなたが1日に確保できる勉強時間」を把握し、どれくらいの時期に対策を開始するか決めていく。

このように、「宅建合格に必要な時間」と「あなたが1日に確保できる勉強時間」という2つの時間軸を用いて、大元となる計画の骨組みを作りましょう。

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②試験科目の重要度や優先順位とは?

計画の大元となる骨組みが決まれば、次に勉強時間の配分比率を決める際の基準となる「試験科目の優先順位」を確認していきましょう。

宅建の試験科目は、「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限」「税・その他」の大きく4つに分かれます。配点分布は、「権利関係:14点」「宅建業法:20点」「法令上の制限:8点」「税・その他:8点」となっています。
(参照:一般財団法人 不動産適正取引推進機構)

この配点分布からお分かりいただけると思いますが、宅建試験の大半は、「権利関係」と「宅建業法」の2科目で占められています。

さらに、ここから例年の合格点をご覧いただきたいのですが、合格点は例年31~37点の間に分布しています。50点中約7割の得点で合格できるということです。

この合格点と先述の配点分布、さらに試験科目の内容や難易度を考慮すると、各試験科目の合格目標点は、「権利関係:10点」「宅建業法:18点」「法令上の制限:5点」「税・その他:5点」が妥当かと思います。

確実な合格を目指すのであれば、試験全体で38点以上の得点を目指すという前提の下で算出しています。

試験科目 配点 目標点
権利関係 14点 10点
宅建業法 20点 18点
法令上の制限 8点 5点
税・その他 8点 5点

目標点も、やはり「権利関係」と「宅建業法」が高くなっています。

これを見ると、宅建の対策において重視したい科目も自然とお分かりいただけるかと思います。

そうです。宅建で重視したい科目は、「権利関係」と「宅建業法」です。

配点の大きさや過去問での出題傾向、問われる内容の範囲などを考えると、この2つに重きを置かざるを得ません。

おそらく、あなたが選ぶ教材においても、この2科目がページの大半を占めているのではないでしょうか。

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また、ここから試験勉強の優先順位も決まっていきます。私がおすすめする勉強順は、「権利関係」→「宅建業法」→「法令上の制限」→「税・その他」です。権利関係を最初に持ってくる理由は、その他の科目とは違い、暗記だけではなく「理解」が求められるからです。

特に「民法」では、条文解釈や判例法理が重要論点とされ、「なぜこのような解釈となっているのか」「裁判所はなぜこういった結論を出したのか」を自分で考え、頭に落とし込み、されから内容を覚えるという手順が必要になります。

「権利関係」の攻略には時間を要するということです。さらに、インプット後にアウトプットによる知識の定着を図りたい点を考えると、その他の科目よりも前の段階で手を付けておきたい科目となります。

そして、次に「宅建業法」という最大の得点源を持ってきます。

主に暗記科目となりますが、毎年受験者を苦しめる「権利関係」を攻略した後であれば、単調な暗記作業も通常よりも楽で面白く感じられます。暗記科目であることから、より本試験に近い時期かつある程度反復できる時間も確保できる時期に取り掛かりたい科目です。

【ポイント②】
・宅建対策で重きを置きたいのは、「権利関係」と「宅建業法」の2科目!
・勉強に手を付ける優先順位は、「権利関係」→「宅建業法」→「法令上の制限」→「税・その他」。

このような理由から、宅建試験の勉強順は、「権利関係」→「宅建業法」→「法令上の制限」→「税・その他」という順番になります。

また、より時間をかけたいのは「権利関係」と「宅建業法」の2科目です。この優先順位をもとに、次のポイント③でお話する「配分比率」を決めていきます。

③あなたに最適な勉強時間の配分比率は?

では、ポイント①と②を勘案し、勉強時間の配分比率を決めていきましょう。

合格に必要な時間250時間と、あなたが1日に確保できる勉強時間で作成した計画の骨組みに、試験科目の優先順位を当てはめていきます。

そして、単純に比率を当てはめた時、推奨される配分比率は、「権利関係:宅建業法:法令上の制限:税・その他=3:3:1:1」です。例えば、一例として全体の勉強時間を260時間確保できたとすれば、大まかに計算して「100時間:100時間:30時間:30時間」という時間配分になります。

【ポイント③】
・勉強時間の配分比率は、勉強時間と科目の優先順位を基に算出する。
・推奨の配分比率は、「権利関係:宅建業法:法令上の制限:税・その他=3:3:1:1」

ですが、これはあくまで配分比率です。勉強の流れの中で、この合計時間になるだけです。

ですので、権利関係に100時間かけた後に宅建業法に進まなければならないというわけではありません。

私の推奨する勉強方法は、インプットとアウトプットの繰り返しなのですが、1つ科目でこのインプットの段階を終えたら、その科目のアウトプットに移り、さらに次の科目のインプットも重ねて行っていく、という流れが良いのではないかと思います。

インプットとアウトプットを繰り返し、重要論点を効率的に頭に入れること!

① テキストで出題範囲や科目の内容を確認。
(軽く目を通し、初見を済ませておく。用語などに目を慣らしておく。)

② ①の内容と過去問での頻出度を参考に、勉強する順番を決める。
(あなたに合ったスケジューリング)

③ テキストでインプットする。
(分野ごとに対応する問題集を覗き、軽く解いてアウトプットを挟む!)

④ 問題集・過去問でアウトプットする。
(正誤(○△×)と日付を記録!)

⑤ ④で間違えた問題は、テキストで確認。

⑥ ④と⑤を最低5回は繰り返す。

勉強時間の配分比率を設定することで、より具体的な宅建本試験までの計画を‼

「本試験までの計画の中で、勉強時間の配分とか決めるべきかな?」独学で宅建試験に挑戦する中では、計画性と効率化が非常に重要になってきます。

予め決められたカリキュラムがあれば別ですが、独学では自己管理が基本です。

逆に言えば、自己管理能力がなければ合格など夢のまた夢。合格へ向けた計画を立て、道筋をはっきりと示しておきましょう。

その計画を立てる上では、「いつ何をどのように勉強するか」という点も重要となってきます。

つまり、宅建の試験科目によって勉強時間の配分比率を設定しておくのです。

この設定には、ポイントが3つあります。まずは、計画の骨組みを構築するために、合格に必要な勉強時間と、あなたが1日に確保できる勉強時間を把握しましょう。

スケジューリングのスタート地点と流れを決めるのです。計画の全体像を把握しなければ、配分もできませんので、まずはここから始めましょう。

そして、試験科目の重要度を知っておきましょう。宅建では、「権利関係」と「宅建業法」が大きな割合を占めています。重きを置くべきはこの2科目です。

また、勉強の順番として個人的に推奨するのは、「権利関係」→「宅建業法」→「法令上の制限」→「税・その他」の順です。以上の点から、時間の配分比率を算出すると、「権利関係:宅建業法:法令上の制限:税・その他=3:3:1:1」が妥当な割合かと思います。

ですが、これはあくまで時間の割合であって、この時間を順番に潰していくことを意味するわけではありません。インプットとアウトプットの繰り返しで、各科目ごとに対策をしながら、勉強時間を積んでいくことがよいかと思います。

独学において、スケジューリングは欠かせません。宅建合格を目指し、是非あなたにぴったりの時間配分を見つけてみてください!

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(名前:豆のとめ吉、年齢:20代後半、性別:女)
大学在学中(法学部)に「宅建」に独学で一発合格いたしました。
「法学部出身なら楽勝だったんでしょ?」確かに、全くの畑違いではありませんでした。
しかし、本番までは5ヶ月程度、さらに大学の期末試験とも重なり、使える時間は、通学時間や講義の空き時間などの隙間時間だけ…!そんな中、どうやって合格したのか…。
私の経験に基づき、「独学での宅建合格方法」をご紹介します‼

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