「宅建当日って試験までどうしたらいいの?」そこのあなた、試験当日の勉強の仕方や持ち物などについてお困りですか?
いよいよ宅建当日ですね!
本当にお疲れ様でした。やるべきことは、全てやり切りましたか?
独学での宅建勉強は大変だったことと思います。あとは本試験当日を乗り切れば、一段落ですね。ゴールは目の前。
しかし、安心するのはまだ早い!
本試験で、これまでのあなたの努力を全て出し切るためには、試験当日の過ごし方が非常に重要です。
試験対策が完璧でも、当日のコンディションが悪ければ、その完璧さはどんどん崩れていきます。それは非常にもったいないことです。
当日は、最もあなたがリラックスして試験を受けることができるように、試験開始までの時間を充実したものにしましょう。そのためには、持ち物や精神面、勉強の振り返りを整えておくのが一番です。
では、宅建試験当日に気を付けたい事柄について確認していきましょう。
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宅建当日は、勉強・持ち物・精神面に気を配り、コンディションを整えて‼
いよいよ宅建当日。長かった勉強漬けの日々にも、ついに終止符が打たれるときが来ました。
ドキドキしますよね…。私も当時の緊張感が蘇ってきます。ところで、皆さん、試験当日の過ごし方って決めていらっしゃいますか?持ち物や会場の確認などはもうお済でしょうか?
「当日のことなんて、どうとでもなるでしょっ」と軽視してはいませんか?もちろん、宅建の試験勉強は大切です。
でも、どんなに勉強してきても、宅建当日のコンディション次第では、勉強の成果が全く出せないかもしれません。
あるいは、持ち物などに不備があれば、試験を受けることができない事態が生じることだって考えられるんですよ。
いいですか。宅建試験が終わりを迎えるのは、試験を受け終わって帰路に就く頃です。
「当日を迎えたらもう終わり」ではありませんよ。「試験会場は把握していらっしゃいますか?」「持ち物は大丈夫ですか?」「お昼ご飯はどこで食べますか?」宅建の試験開始は午後ですが、その日の朝にバタバタするのはご法度です。
勉強ばかりに気を取られ、当日のコンディションを整えることに意識が向いていないのは非常に危険!準備万端で試験を受けられるように、試験当日はきちんと自分自身を整えましょう。
そのためには、当日に行う勉強内容・試験会場に持参する物・気持ちの落ち着け方を確認しておくことが大切です。では、以下で具体的に確認していきましょう。
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当日の備え➀「勉強面」
まず、当日の過ごし方を勉強面から確認していきましょう。
宅建の本試験は午後から開始です。つまり、当日は、試験開始まで少し余裕があります。
この試験開始までの間は、これまでの勉強の成果が発揮できるように、素早くざっと試験範囲の復習を行っておきましょう。
使い慣れたテキストや問題集で、重要論点を見直すのです。
この際見直しがしやすいように、予め付箋などで該当箇所にマークしておくとよいかと思います。
試験会場に向かう道中や、会場に着いてからの時間を有意義に過ごすためにも、無駄な動きがないように、1冊で見直しができると、なお良いですね。
とはいえ、教材は人それぞれですので、分冊のものでも使い慣れていれば構いません。どこに何が書いてあったのか、要見直しの分野はどこかなど、当日に備え、見直しておきたい部分を準備しておきましょう。
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教材にマーカーや蛍光ペンで印をつけるのはあり?なし?効率的に勉強するなら、マーカーを適度に使用して、必要知識とそうでない知識を取捨選択していきましょう!直接書き込むことはむしろおすすめです!
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もう少し余裕がある方が、問題集や一問一答形式を使って知識の再確認をしながら、脳みそを「アウトプットモード」に切り替えておきましょう。
当日は、緊張感や会場の雰囲気などで浮足立ってしまい、なかなか頭が切り替えづらい状況になるかもしれません。
焦りや緊張で試験に集中できない事態を防ぐために、ちょっとだけ問題を解いておくのです。
このとき、得意な分野の問題を解いて「自分ならできる」と自信につなげることも大切です。
できない問題を見て落胆しないように注意してください。
モチベーションは試験本番まで維持しましょうね。
特に、試験会場で注意していただきたいのが、「他の受験者の勉強姿を見すぎないこと」です。
無駄に焦る原因になります。
他人のテキストを見て、「あれの方がよかったかな…」と自分の教材を疑ってしまったり、「あの人ものすごくできそうだ…」と自分と比較して落ち込んだり…。
試験直前に自分を卑下してしまうのはよくありません。
ただただ目の前のことに集中してください。
あなたが信じるべきは、自分の教材とこれまで積み重ねてきた勉強に他なりません。他人はどうでもいいのです。
他人は他人!よそ見はせず、自分が全力を出し切ることに注力しましょう。
当日の備え②「持ち物」
では、試験当日に忘れてはならない「持ち物」について確認していきましょう。
受験票(必須)
当然ですが、「受験票」がなければ試験を受けることはできません。必ず持参しましょう。
あなたの試験会場や試験の開始時刻、注意事項などについて記載がありますので、試験当日までに必ず目を通しておいてください。
筆記用具(必須)
筆記用具は、「BかHBのシャープペンシル(黒)か鉛筆(黒)」、「消しゴム(プラスチック製)」を持参しましょう。
また、「鉛筆削り」も任意で持ち込みが許可されています。筆記用具については、予備をいくつか用意しておくことをお勧めします。
シャープペンシルの場合には、「芯」も忘れず持っていきましょう。当日急にシャープペンシルが壊れてしまったり、紛失する可能性もあります。備えあれば患いなしです!
腕時計(必須)
試験会場で時間を確認できるように、「腕時計」も忘れてはなりません。
あくまで時間を確認するという目的での持ち込みですので、スマートフォンなどは認められていません。
また、置時計なども許可されていませんので、当日までに腕時計を用意しておいてください。
お昼ご飯や軽食
試験開始は、午後です。
お昼ご飯をいつ召し上がるかはあなた次第ですが、会場付近で場の雰囲気を感じられる場所で食べた方が安心かと思います。
ですので、何かあったときのためにも、お昼ご飯やその代わりになるような軽食を持参しましょう。
ただし、試験が実施される部屋では飲食が原則として禁止されていますので、飲食できる場所は予め確認しておいてください。
テキストや問題集
当日の備えの➀「勉強面」で確認しましたが、当日はあなたがこれまで勉強に使っていた教材を持っていき、ざっと復習できるようにしておきましょう。
使い慣れたテキストや問題集で最後のインプットやアウトプットをして、試験に向けて脳みその切り替えを行っておいてください。
その他持っておくと安心な物
その他、試験会場に持参しておくとよいのは、「常備薬」「眼鏡」「タオル」「ティッシュ」「カーディガンなどの上着」などです。
これらは、あくまで必要な人は持参すべきかと思うものですので、ご自分が普段使っている物を確認しておいてください。
当日の備え③「精神面」
最後に、精神面での備えについてです。当日は、あなたらしく試験を解くことができるように、メンタル面でのコンディションも整えておきましょう。
まず、「落ち着くこと」が大切です。もちろん、試験ですので緊張してしまうと思うのですが、できるだけ焦らずリラックスできるように工夫しましょう。
例えば、音楽を聴いて気持ちを落ち着かせる、あまり他の受験者を気にしない(先述)、深呼吸をするなどもリラックス効果があるかと思います。
不安になると落ち着きもなくなり、判断力も鈍るので、持ち物や試験会場内での振舞いなどで不安要素がある場合には、事前に取り除いておいてください。
事前にできることをやらずに試験に集中できないのはもったいないです!試験監督に確認できることは確認するなどして、不安要素は無くすように努めてくださいね。
そして、とても大切なことがあります。それは、ありきたりな言葉ですが「諦めないこと」です!
これは、私の宅建試験本番での経験から話しています。わからない問題に遭遇し、「ダメだ…」とくじけそうになっても諦めないでください!実は、私は1問目で「落ちた」と絶望したんです。一気に力が抜けてしまいました。
でも、一度目を瞑り、「ダメだ。まだだ。大丈夫だ。」と心の中で唱え、最後まで問題と向き合う決心をしました。その結果、無事に合格できました。
あの時諦めていたら、きっとこの記事を書くことはなかったと思います。
合格などできていませんでした。わからくても、あなたには2時間与えられています。結局は、その場で座っていなければなりません。
それなら、今までの勉強の成果を出し、全力を出し切る方が得です。
諦めず、とにかく2時間は問題に取り組んでください。それが、試験まで頑張ったあなた自身への誠意でもあります。
臭い台詞ですが、当日は、諦めないでください!
宅建当日は、勉強面・持ち物・精神面のコンディションを整え、試験に挑むべし‼
いよいよ宅建当日が近付いてきましたね。あなたの緊張感が伝わってきます。
これまでの勉強の成果を発揮する場がやっと来ました。そんなドキドキのあなたに質問です。「試験当日の過ごし方はもう決まっていますか?」
「当日の過ごし方なんてその時になればなんとでもなるでしょっ」とバカにしないでください。
当日のコンディションがちゃんとしていなければ、あなたの努力も水の泡。これまでなんのために勉強してきたことやら分かったものじゃありません悔いのない1日にするために、当日の準備は完璧にしておきましょう。
当日の備えで大切なのは、まずは「勉強面」です。試験開始は午後です。それまで時間的に余裕がありますので、テキストや問題集を用いて試験モードに脳みそを切り替えておきましょう。
使い慣れた教材であれば何でも構いません。ただでさえ緊張し、試験開始の合図があってもパッと集中できない可能性がありますので、事前に問題演習をしてみるなどして脳みそを切り替えておきましょう。
その際にはなるべく自分の得意な問題に取り掛かってみてください。
自信を持って試験に臨めます。もちろん、重要論点をざっと見直すことも大切ですが、わからないところをずっと確認して、落胆してしまうのはあまりよいとは言えません。
ざっと復習を終えたら、ちょっとアウトプットをして、脳みそを切り替えましょう。忘れてはならないのが「持ち物」です。
必須の持ち物は、「受験票」「筆記用具」「腕時計」です。
これらは、当日の朝に初めて確認していては遅いです。事前にチェックをし、焦らないようにしましょう。
その他持参する物については、自分と相談しながら決めてください。不安があれば、試験監督に会場に持ち込みできるかどうか確認することも重要です。
最後に、「精神面」です。当日は、なるべくリラックスして試験を受けられるようにメンタルを整えましょう。
音楽を聴いたり、深呼吸をしたり、自分なりの工夫で心を落ち着かせてみてください。そして、何より大切なのが諦めないこと。
試験時間の2時間は、問題に真摯に向き合いましょう。「わからない」と匙を投げるのはもったいないです。
どうせ座っておかなければならないのです。全力を出し切って、当日は悔いのないようにしましょう。
試験当日は、本当に緊張するものです。周りはこれから受験する人達で殺気立っており、会場は知らない場所である場合がほとんどです。
だからこそ、コンディションを整え、不安要素を無くしておきましょう。
何度も言いますが、備えあれば患いなし!諦めず、最後まで全力で!あなたの健闘をお祈りしています!