「独学で勉強したいけど、4ヶ月で間に合う?」そこのあなた、お悩みですか?6月も下旬。
もうすぐ宅建の受験申込みが始まりますね。
あなたは、宅建の受験を決心なさいましたか?まだ決めかねているのかもしれません。
どちらにせよ、このような不安を抱いてはいませんか?「たった4ヶ月で、独学でも宅建に合格できるのだろうか?」でも、大丈夫です!4ヶ月でも独学で宅建を取得することはできます。
ただし、条件があります。それは、4ヶ月間の徹底した自己管理と、地道な勉強の積み重ねです。独学は、誰にも頼ることなく勉強を進めていく手段。挫折など簡単にできてしまいます。
だからこそ、計画性が必須なのです。さらに、4ヶ月という期間制限を考えれば、合格に必要な知識を効率よく身に付けることも必要です。
では、具体的にどのように勉強を進めていけばよいのでしょうか。早速、以下で4ヶ月での独学成功プランをご提案いたします。
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4ヶ月での宅建合格を実現!自己管理の徹底と勉強のルール化で独学成功!
気付けば、6月も下旬。もうすぐ宅建の受験申込みが始まります。
あなたは、宅建の受験を決心なさいましたか?それとも、まだどうしようか決めかねているのかもしれません。
あなたが前者であれ、後者であれ、この記事を読んでいらっしゃるということは、独学に対してこのような不安を感じておられるのではないでしょうか?
「仮に宅建を受験するとして、あと4ヶ月の勉強で本当に間に合うのかな?」通学や通信講座を受講するならまだしも、独学はすべてを自分で決めていく勉強手段です。
これから受験手続をし、教材選びや勉強方法の下調べなど、何から何まで自分に裁量権が与えられています。
判断を間違えれば、簡単にこけてしまう危険性がある中で、独学という手段を採ることに不安を抱いても仕方ありません。
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でも、大丈夫です。宅建は、独学でも十分合格が狙える試験です。
ただし、4ヶ月で合格に達するには条件があります。
それは、きちんと自己管理ができることと、決まった質と量の勉強をコツコツ続けることです。
このポイントを押さえることができれば、4ヶ月でも独学で宅建に合格することは十分に可能です。
では、今から本試験までの4ヶ月の自己管理方法と勉強方法について、順を追ってみていきましょう。
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⑴スケジュールによる自己管理の徹底
4ヶ月で宅建に独学で合格するためには、自己管理を徹底することが求められます。
つまり、スケジュールを立てて、予め本試験までのレールを敷いておくのです。
なんとなく勉強を始め自分の気分で進めていても、一体自分がどこにいるのか、どの程度対策が進んでいるのか把握できなくなってしまいます。
これでは、宅建合格という目的に向かうまでに要らぬ遠回りをしてしまったり、必要な対策を怠ってしまったりと、ブレにブレてしまいます。
そうならないように、4ヶ月間をどのように過ごすかきちんとスケジュールを組み、自己管理の基盤を作りましょう。
➀スケジュールを組む
それでは、スケジュールを組んでいきます。
本試験までの4ヶ月間で確保していただきたい勉強時間は、合計で「250~300時間」です。
合格するために必要な勉強時間については数々の意見があり、一概に言えないのが現実です。
宅建の合格者の方といっても、皆さんに共通するのは「宅建に独学で合格した」という点のみであり、生活スタイルも不動産や法律に関する知識の有無も様々です。
完全に同じ背景を持って受験する人間などいないといっていいでしょう。
そのため、合格に必要な勉強時間として1つの数字を叩きだすことなどできません。
しかし、独学で合格するためには、それなりの目安が必要です。沿うべき基準がなければ、計画は立てられません。
そして、実際に合格した方の中にあなたと似た状況で合格に向けて勉強した方がいらっしゃるかもしれませんし、1つの情報として「合格者の方がどれくらいの時間をかけているのか」ということを知っておいて損はありません。
ということで、この記事でも、1つの目安を設けます。その勉強時間が「250~300時間」ということです。
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宅建に独学で合格するならどれくらいの勉強時間が必要?スケジュールを立てる上で基準となるのが「合格に必要な勉強時間」ですが、一体どれくらいの時間を見積もればよいのでしょうか?
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この「250~300時間」を基準として、あなたの4ヶ月間の勉強スケジュールを具体化していきます。
要は、4ヶ月間で「250~300時間」を確保するように計画を立てていくわけです。
例えば、あなたが「300時間」を基準としてスケジュールを立てるのであれば、単純計算で、1週間に「19時間程度」の勉強時間を確保する必要があります。
1日コンスタントに勉強時間を確保できる生活サイクルの方であれば、1日「2時間30分~3時間」の勉強時間が必要となり、仕事をしていて平日と休日で勉強時間に差が出るという方は「平日は2時間、休日は5時間」などとスケジューリングすることもできます。
先述した通り、人によって生活サイクルは様々です。
あなたに合わせたスケジュールを組んで下さい。しかし、忘れてはならないのは、あなたには「4ヶ月」という期間制限があること。
この期間内に独学での合格を目指す必要があるのです。それなりに工夫を凝らす必要はあります。工夫を凝らして時間を作りつつ、毎日コツコツ勉強を続けられるような現実的なスケジュールにしていきましょう。
②時間配分を決める
上記➀で、4ヶ月のスケジュールの骨組みが完成したら、次にその内訳としてどれくらいの時間を各試験科目に配分するかを決めましょう。
宅建の試験科目は、「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限」「税・その他」の4つに分けることができます。各試験科目の配点は「権利関係:14点」「宅建業法:20点」「法令上の制限:8点」「税・その他:8点」です。
過去10年間の傾向を見ると、合格点は、50点中31~37点の間に分布していることがわかります。
(参照;一般財団法人 不動産適正取引推進機構)
つまり、確実な合格を狙うのであれば、試験全体として38点を目標点としたいところです。
さらに、配点分布や試験対策の内容から考えると、各試験科目での目標点は「権利関係:10点」「宅建業法:18点」「法令上の制限:5点」「税・その他:5点」とするのが妥当かと思います。
試験科目 | 配点 | 目標点 |
権利関係 | 14点 | 10点 |
宅建業法 | 20点 | 18点 |
法令上の制限 | 8点 | 5点 |
税・その他 | 8点 | 5点 |
この配点分布と目標点を勘案すると、勉強時間の配分比率は「権利関係:宅建業法:法令上の制限:税・その他=3:3:1:1」がおすすめです。
あなたがスケジュールの骨格として作成した時間を、この比率を目安に分けていただければよいかと思います。
先ほど、300時間を基準にスケジュールを組んだ場合を例に挙げましたが、その場合には、おおよそ「権利関係:宅建業法:法令上の制限:税・その他=120時間:130時間:30時間:20時間」のような分配となります。
ただし、この比率はあくまでも目安ですので、ご自身の得意不得意にしたがって、比率を変えていただいて問題ありません。
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計画を組む上で、試験科目による勉強時間の配分比率はどのように決めればいい?配点や合格目標点を考慮した配分比率について、詳しくはこちら!
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以上が、4ヶ月のスケジュールの枠組みを組む上でのポイントです。
合格に必要な時間として「250~300時間」を目安に設定し、4ヶ月間でこの基準に達するように勉強時間を確保する計画を立てましょう。
そして、各試験科目にかける時間を決めれば、より具体的な計画を作成することができます。
もちろん、こちらで示した数字はあくまでも目安ですので、ご自身の勉強状況に合わせ、必要な範囲で調整してください。
⑵勉強方法をルール化し、地道な勉強を積み重ねる
4ヶ月の期間で独学を成功させるポイントの1つが、勉強方法を自分の中でルール化してしまうことです。
「ルール化」というと大げさに聞こえますが、そう大層な話ではありません。要は、勉強方法を確立し、4ヶ月はそれに則ってコツコツ勉強を積み重ねるということを意味しています。
先ほど、⑴においてスケジュールを作成し、各試験科目での勉強時間の配分まで決めたかと思います。
スケジュールが決まれば、次のポイントである勉強方法を確立する作業に入りましょう。
もちろん、ご自分でもうすでに独自の勉強方法を持っていらっしゃる方は飛ばしていただいて構いません。
ここからは、あくまでこちらのお勧めとなります。
私がおすすめする宅建の勉強法は、試験範囲を重要論点に絞った上での反復学習です。
予め過去の出題形式や傾向を把握し、膨大な試験範囲に絞りをかけます。
そうして絞りにかけた試験範囲をテキストで確認し、あとはひたすら問題演習を繰り返すというものです。
この反復学習で記憶の定着を図るのが狙いです。
なぜ最初に勉強すべき範囲を絞るかと言いますと、宅建の試験範囲が膨大であるからに他なりません。
宅建は、不動産取引に関する専門知識を問う試験であり、法律や土地・建物に関するとっつきにくい分野がゴロゴロと含まれています。
試験科目の一つ一つの情報量が多く、とても4ヶ月で網羅できるような量ではありません。
短期間で合格するなら、網羅ではなく、確実に出る場所を勉強する方を選びましょう。
狙うのは、満点ではなく、合格です。先ほどお伝えした合格点に到達できればよいのです。
合格に必要な知識を過去問によってふるいにかけ、取捨選択をしましょう。
必要知識を炙り出せたら、テキストで該当箇所をざっと確認します。あまり時間をかけすぎず、とにかく読み進めてみましょう。
わからないところは読むのが嫌になってしまうこともあると思いますが、目を慣らすつもりで読んでみて下さい。テキストの項目末に問題が付属している場合は、そちらも活用しましょう。
その小さなアウトプットが記憶の強化に役立ちます。
テキストによる確認が終われば、次はアウトプットです。
問題演習を繰り返して、重要論点をどんどん頭に入れていきます。
問題を解き、解説を読み、またテキストで確認、そしてまた問題へ。この繰り返しです。
本試験は、他でもない問題を解きに行く場所です。しっかり問題を解く練習をして本番に備え、アウトプットとインプットの繰り返しによって知識の定着までしてしまいましょう。
余裕があればでよいのですが、より正確な知識を身に付けるために、一問一答形式の問題集もおすすめです。
本試験は4肢択一形式のマークシートによる解答です。一見簡単そうなのですが、「正しいものの組合せはどれか。」「○○のものはいくつあるか。」といった消去法では解けない問題も出題されます。
個数問題や組合せ問題は、より正確で確実な知識がなければ解くことのできない問題です。
これらの問題の対策に最適なのが「一問一答形式」の問題集なのです。もちろん、反復学習によって得た知識をより確実にするアイテムとしても活用できます。
すきま時間でも気軽に取り掛かれますので、是非ご活用ください。
▶併せて読めば、合格率アップ!
宅建の勉強に「一問一答形式」の問題集はどのように活用すべき?詳細はこちら!
→https://house-building.net/study-method/one-question-one-answer/
◆4ヶ月のおすすめ学習フロー
- スケジュール作成(勉強時間の確保)
- 過去問による重要論点の絞り込み
- テキストによるインプット
- アウトプット(反復学習)
- 最終調整
このように、宅建を独学で、しかも4ヶ月という短期間で挑むなら、お勧めの勉強方法は重要論点に焦点を当てた反復学習です。
宅建において、過去問は非常に優秀な資料と言えます。
宅建は、過去の出題傾向を知ることが、次回登場する論点を知ることに繋がると言われる試験だからです。
得点源を押さえ、合格という目標を達成するためには、無駄を省き重要論点に焦点を当手ましょう。
そして、重要論点に的を射たインプットとアウトプットを行うことで、知識の定着を図るのです。
必要知識の取捨選択は、合格への最短ルートですので、必ず行ってください。
4ヶ月の独学で宅建合格を実現!計画作成と勉強方法の確立で自己管理を徹底!
6月も下旬となり、いよいよ宅建を受験しようか決断を迫られる時期となりました。
あなたは受験を決心なさいましたか?それともまだでしょうか?
どちらにせよ、独学での勉強をお考えの方が、この時期に抱いている不安といえば「4ヶ月の勉強で間に合うのか?」ということかと思います。
何のカリキュラムも用意されていない独学という手段において、「大丈夫かな」という不安を抱くのは無理もありません。でも、大丈夫です。
あなた次第で4ヶ月の独学でも宅建合格は叶います。必要なのは、計画と勉強方法による自己管理の徹底です。
まずは、スケジュールによって、勉強時間を確保しましょう。合格に必要な勉強時間を一概に言い切ることはできませんが、目安としては「250~300時間」が妥当かと思います。
4ヶ月で「250~300時間」の確保を目標に、あなたの1日の勉強時間を算出しましょう。
あなたの生活サイクルに合わせていただくのが一番ですが、4ヶ月という期間制限を忘れてはなりません。
毎日継続できる現実的な計画であることも必要ですが、時間確保の工夫は凝らしてくださいね。
少しの無理は覚悟しておいてください…。そして、勉強時間を各試験科目に配分していくと、もっと具体的なスケジュールが出来上がります。配点分布や目標点から、おすすめは「権利関係:宅建業法:法令上の制限:税・その他=3:3:1:1」です。ご自身の基準に従って、比率も調整していただいて構いません。
具体的なスケジュールは、進捗状況の管理にも役立ちます。骨格のしっかりとしたスケジュールを心がけましょう。
スケジュールが決まれば、勉強方法です。宅建の勉強方法としてお勧めするのは、重要論点に絞った反復学習です。
膨大な試験範囲から、確実に出題の見込まれる部分を振り分け、合格に必要な知識だけを頭に入れます。
全範囲を網羅しようなどとは思わないでください。いくら時間があっても足りません。あなたが目指すべきは、満点ではなく合格です。
知識の取捨選択を行い、重要論点に絞りましょう。
そして、テキストと問題集でインプットとアウトプットの繰り返しを行います。
テキストはざっと目を通し、あとはアウトプットを通したインプットにシフトしましょう。
問題を解くことで初めて理解できることもあります。本試験対策としても問題を解く作業は欠かせません。
反復学習による勉強で、宅建合格に必要な知識を身に付けましょう。
7月に入れば、受験申込みが始まります。受験の決断をなさったら、その時が勉強の始め時です。
4ヶ月でも、まだ間に合います!決して諦めず、独学での宅建合格を目指して踏ん張ってください!