「追い込みの時期って何を勉強するべき?」宅建本試験まであと少しとなりました。
あなたは、「追い込み時期の勉強法」について不安を抱えていらっしゃいませんか?
期間の長さに差はあれ、独学で勉強すると決めたほとんどの方は、自分のなりの計画を立て、「絶対に宅建に合格するぞ!」という一心で勉強に励んでこられたかと思います。
しかし、どんなに過去問をこなしても、どんなに予想問題集などでの点数が高くても、この追い込み時期は不安ですよね?
これまで積み重ねた自分の勉強に疑念を抱いてしまう方も少なくないはずです。
しかし、決して委縮してしまわないでください!追い込みの時期にやるべきことは1つ!宅建本番のために勉強を仕上げることです!
これまでの自分の勉強の成果を疑う必要はありません!では、具体的にどのような追い込みをかけるべきなのでしょうか?
では、宅建本番に向けた追い込み時期の勉強法についてご紹介していきます。
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追い込みよりも最終調整!宅建の追い込み時期は、これまでの勉強を本番仕様に‼
宅建本試験が近付くにつれ、「この追い込み時期をどう過ごそう…」という漠然とした不安が襲うものです。
この記事を読んでいらっしゃるあなたは、きっと独学での宅建取得を志し、ここまで勉強をコツコツ積み重ねてこられたことと思います。
独学で勉強を進めるのは、孤独との闘いですよね。通学や通信講座であれば、予め決まったカリキュラムに沿った勉強を行います。
わからないところがあれば講師の方に質問できるサポート等を提供するスクールも少なくありません。
勉強仲間間で情報共有をしたりすることもできますので、何か自分だけが取り残されているような不安感を抱くことも比較的少ないかと思います。
しかし、独学ではそうはいきません。終始「この勉強法で大丈夫かな?」という自問自答の連続。計画を立てるのも、勉強方法を決めるのも全て自分です。
自分を支えてくれる添え木などはなく、頼れるのは自分自身だけ。「自分の勉強が正しいか間違っているか」の判断基準など誰も与えてくれません。
それが判明するのは、本試験の結果がわかったときです。合格していれば、あなたの勉強法でよかったということであり、不合格であれば、改善の余地があったということです。
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「試験を受けてみなければ自分の勉強法の正しさがわからない」という不安が、「追い込み時期」に大きくなるのは当然のことです。
もう本番は目前に迫っています!逃げたくても逃げられません。
追い詰められると焦るのは当然。「どうしよう…」そんな不安を振り払うには、追い込み時期も気を抜かず、焦る気持ちや不安に負けずにただただ自分を信じて突き進むのみ!これまであなたが積み重ねてきた勉強を、本番仕様に仕上げるのです。
具体的に行うのは、主に3つ。
「➀予想問題集・過去問を制限時間内で解くこと」「②問題演習で間違えた部分の見直し」「③最新情報の確認」です。では、以下で、順を追って説明していきます。
➀予想問題集・過去問を制限時間内で解く
「追い込み時期の勉強として、具体的に何を勉強するか」ですが、基本の勉強方法はあなたがこれまで積み重ねてきた方法に変化を加える必要はありません。
人それぞれ勉強方法は異なるかと思いますが、おそらく皆さんもテキストと問題集を用いて勉強していらっしゃるかと思います。
ちなみに、私が宅建対策としてお勧めする勉強方法は、反復学習です。
テキストでインプットをして、一通り読み終われば、問題集でアウトプットをする。
その繰り返しが、知識の定着を助け、合格に必要な重要論点の絞り込みにも役立つのです。
本試験に近い時期になると、どんどんアウトプット中心の学習になっていくかと思います。
問題集で間違えた部分をテキストで確認するという作業以外は、問題を解くという作業に自然にシフトしていくはずです。
ですので、追い込み時期になると、何度も何度も問題演習を繰り返している段階に達しているはずですので、基本的には反復学習を繰り返してください。
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ただ、この反復学習を繰り返すにあたって、追い込み時期に付け加えていただきたい作業があります。
それは、「制限時間を設けること」です。
本試験の制限時間である「2時間で50問を解く」という縛りを設けて、その上で問題演習をしていただきたいのです。
どれだけ正答率が高くても、どれだけ知識が頭に入っていたとしても、時間内に解くことができなければ意味がありません。
2時間と聞くと長いように思いますが、実際に過去問や予想問題集の1年分を解いてみると、意外に短いことに気付くかと思います。
本番になって初めて時間制限という壁に直面し、焦りによって実力が発揮できないのは非常にもったいないです。
ただでさえ、会場の緊張感や慣れない雰囲気に戸惑うはずです。本来の力を発揮するためにも、不安要素は1つでも減らしておきましょう。
そのためには、「2時間で50問を解く」という制限時間を意識して、普段から問題を解く訓練をしておくことが必須です。
わからない問題は後回しにし、解ける問題から解いていく工夫や、自分の中で苦手な科目と得意な科目を把握しておき、本試験で最初に手を付ける問題を決めておくなど、自分なりの制限時間の使い方を考えながら、本試験のシミュレーションをしておきましょう。
このように、本試験では「2時間で50問」という制限時間が課されます。
どんなに普段の正答率が高くても、本番で時間内に合格得点に達するまで解けていなければ、不合格です。
ものすごくもったいないですよね?それならば、不安要素を減らすために、追い込み時期には制限時間を意識しながら問題演習を行いましょう。
予想問題集や過去問を、2時間という時間の下で解いてみてください。時間配分を考え、もっとスピード感が必要なのか、見直しはできるのかなど、色々な形で工夫を凝らしてシミュレーションしてみましょう。
これまで行っていたであろう「反復学習の繰り返し」を止める必要はありません。
ただ、そこに時間の意識を加えてあげてください。
これが、追い込み時期に行っていただきたい勉強の1つです。
②(過去に行った)問題演習で間違えた部分を見直す
追い込み時期にやっておきたいこととして、重要論点においてあなたが苦手としている部分の見直しがあります。
過去に積み重ねてきた問題演習(アウトプット)において、繰り返し間違ってしまっている部分を、追い込み時期にもう一度やり込み、暗記していただきたいのです。
問題演習で「正誤」を記録していると思いますので、見直しの際にはその印を参考にしてください。曖昧な知識のまま解き、たまたま正解したような問題も、要確認です。
確実な知識にできるようにしましょう。「×」「△」を「○」に変えることを目標に、テキストや問題集の解説を見直しましょう。そして、「○」になるまで何度も繰り返してください。
ただし、もしあなたに、何度やっても得点率が上がらないような分野、長らく苦しんでいるような分野があるのであれば、それらを追い込みの時期にやり直すようなことは避けた方が賢明です。
この時点でわからないのであれば、いっそその他の暗記分野に力を注ぎましょう。
特に民法は、非常に難しく、理解に時間がかかる科目です。私が、民法を含む「権利関係」の勉強を最初に行う試験科目として推奨しているのですが、それは暗記だけでなく「理解」が必須の科目だからです。
そのため、時間をかけて勉強していただきたいのです。
しかし、深みに入ってしまうのも危険な分野でもあり、早めに自分の理解度などを判断する必要もあります。
そのような科目の勉強が、試験目前の追い込みの時期に苦手とわかっており、もう理解が追い付かないという判断もできているのであれば、思い切って他の科目に時間を割きましょう。
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このように、追い込みの時期には、これまでの問題演習において「×」「△」続きで自信のない科目を見直しましょう。
間違えた部分を何度も見直し、「○」にするように努めるのです。
重要論点であり、確実に得点に繋がる科目に時間を割くのが賢明です。
追い込みの時期にじっくり理解に時間をかけている暇はありません。自分の苦手を把握し、諦めずに最後まで得点源を稼ぎにいきましょう。
これまでの問題演習を無駄にしないためにも、「○」を増やしましょう。
③最新情報を確認する
そして、忘れてはならないのが、最新情報の確認です。
法改正や統計問題に備えるためには、試験直前期である追い込みの時期に最新の情報を暗記する必要があります。
これは、直前期にしかできないことです。法改正に関しては、テキストや問題集が最新のものであれば問題ないと思いますが、一応念には念を入れ、再度確認しておきましょう。
統計問題は、確実に1点を稼ぐことのできる分野です。教材の出版社がホームページなどで、不動産に関する最新の動向などを掲載している場合がありますので、そちらを利用してみてください。
追い込みの時期にしかできない最新情報の確認ですが、決して手を抜いてもよい作業ではありません。
確実に1点を稼ぐためにも、しっかりと準備しておきましょう。
追い込みの時期にすべきこと3つ
- 予想問題集・過去問を制限時間内で解く訓練。
- 過去の問題演習で間違えた部分を見直す。
- 最新情報の確認。
宅建の追い込みの時期は最終調整時期‼勉強を本番仕様に完成させるべし!
宅建本試験まであとわずかとなりました。独学で勉強を進めてきたあなたにとって、不安と孤独は常につきものかと思いますが、この追い込みの時期は特に不安ではないでしょうか?
時間は待ってくれません。
これまでの勉強の成果を存分に発揮するためには、この時期に何を勉強し、どのように本番に備えればよいのでしょうか?
追い込みの時期にやっておきたいことは3つ。
「➀予想問題集や過去問を制限時間内に解く訓練」「②これまでの問題演習で間違えた部分の見直し」「③最新情報の確認」です。
本試験は、「2時間で50問を解く」という制限時間が課されます。いくら正答率が高くても、いくら知識が頭に入っていても、時間内に解けないことには意味がありません。
2時間でできればすべて解き終わり、見直しまでしておきたいところです。
本番には、独特の緊張感があります。知らない人達が集まって試験を受け、雰囲気もピリッとしています。
焦って当然の場なのです。そのような中、問題に向き合ったときにまで焦ってしまってはもったいないですよね。
不安要素は1つでも減らしておくべきです。
そのために、追い込みの時期に制限時間を設けた問題演習を行い、時間に対する焦りを減らしておきましょう。
そして、これまでの問題演習を振り返り、繰り返し「×」となっている箇所を見直しましょう。確実に得点源とするために、もう一度しっかり見直すのです。
ただし、ここで見直すのは、重要論点かつ暗記分野に留めることをお勧めします。
じっくり理解しなければならない分野に手を出すのは、時間がもったいないです、短時間で得点に繋がる分野に絞り、見直しを行ってください。最後に忘れてはいけないのが、最新情報の確認です。
法改正や統計問題に備え、最新情報をチェックしておきましょう。確実に点数を稼ぐために、諦めないでください。
ここまでコツコツと積み重ねてきたあなたの勉強の成果を発揮できるかどうかは、追い込みの時期にきちんと勉強を本番仕様にできるかどうかにかかっています。
最後まで手を抜かず、本番に悔いを残さないためにも準備万端にしておきましょう。