高卒や高校生でも独学で宅建に合格できる⁉取得のメリットとは?

高卒や高校生でも独学で宅建に合格できる⁉取得のメリットとは?

現在、宅建受験をお考えの方の中には、「高卒でも独学で宅建に合格できる?」「高校生でも宅建を取得して就職することはできるの?」といった疑問や悩みを抱えていらっしゃる方もいるのでは?

「宅建受験には大卒以上の学歴が必要なのか」という受験資格の問題や、「高校生のうちに宅建を取得して、進学せずに就職することはできるのか」という宅建士の就職に関する問題は、気になるところですよね。

宅建は、不動産取引に関する国家資格です。まだまだ学歴重視の日本。学歴や年齢などで受験できない場合もあるのではないかと心配になって当然です。

では、高校生や最終学歴が高卒の方でも、宅建を受験することや宅建士としての就職ができるのでしょうか?また、独学でも宅建に合格することはできるのでしょうか?

以下では、宅建の受験資格や高卒や就職を考える高校生が宅建士として働くメリットについてお話したいと思います。

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高校生や高卒でも宅建は受験できる?取得のメリットは?

高校生や高卒でも宅建は受験できる?取得のメリットは?

何らかの資格を受験しようとするとき、まず知っておくべきなのが受験資格です。

どんなに自分が取得したいと思っていても、そもそも受験できなければ意味がありません。

それは、宅建も同じです。この記事の読者であるあなたは、おそらく、宅建受験を検討中の高校生か高卒の方かと思います。

あなたが気になっているのは、「学歴や年齢は宅建受験の可否に響くのかどうか」ということではないでしょうか?

まだまだ学歴社会であるといえる日本において、「大卒ではない」ということが色々な場面で障害となることは否めません。

とはいえ、全員が全員大学に進学するわけではありません。

時代の流れも影響しますし、学費の問題や両親の進路に関する考え方、家庭の事情、学問ではなく実務経験を早めに積みたいという本人の意思、夢など、将来を決める要素は人それぞれ違って当然です。

大学に進学する義務があるわけではないのです。

しかし、あなたが進みたいと思った道において、自分が高校生であることや高卒であることが壁となって立ちはだかったとき、非常に悔しいですよね。諦めざるを得ない場合も出てくる場合もあります。

では、高校生や高卒の方でも宅建を受験することはできるのでしょうか。また、宅建を取得することができたとすれば、どのようなメリットがあるのでしょうか。早速見ていきましょう。

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➀ 宅建の受験資格は?‐高校生や高卒でも受験できるのか

では、宅建の受験資格について確認していきたいと思います。現在高校生の方や高卒の方でも宅建を受験することはできるのでしょうか?

結論から申し上げますと、高校生でも最終学歴が高卒の方でも宅建を受験することはできます!

宅建は、特別な受験資格は必要ない国家資格です。

学歴も年齢も関係ありません。誰でも受験可能です。安心して申し込んで下さい!

宅建の申込み資格と併せて、試験の概要についてもお話しておきます。

宅建は、その正式名称を「宅地建物取引士資格試験」といいます。不動産取引に関する国家資格です。

宅建は、人気の高い資格であり、その受験者数は増加傾向にあります。

年に一度、10月第三日曜日に行われる試験には、約20万人もの人が受験に訪れます。法律系の国家資格の中では、比較的難易度が低いと言われるものの、合格率は15~17%。20万人中17万人は不合格となる試験なのです。

決して簡単ではないことが見て取れます。

■過去10年間の宅建試験実施概況

実施年度(年度) 受験者数 合格者数 合格率(%)
令和元年度 220,797 37,481 17.0%
平成30年度 213,993 33,360 15.6%
平成29年度 209,354 32,644 15.6%
平成28年度 198,463 30,589 15.4%
平成27年度 194,926 30,028 15.4%
平成26年度 192,029 33,670 17.5%
平成25年度 186,304 28,470 15.3%
平成24年度 191,169 32,000 16.7%
平成23年度 188,572 30,391 16.1%
平成22年度 186,542 28,311 15.2%
平成21年度 195,515 34,918 17.9%

(参照L:一般財団法人 不動産適正取引推進機構)

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受験者の内訳を見てみると、多種多様な職種の方が受けていらっしゃることがわかります。

不動産業界はもちろん、金融や建設業界、そして学生から主婦の方まで受験しているのです。

■受験者職業別内訳

職業 29年度 28年度
不動産業 73,085 68,470
金融業 19,463 18,057
建設業 30,131 29,024
他業種 43,846 42,916
学生  22,535 20,270
主婦 6,678 6,270
その他 13,616 13,456
【計】 209,354 198,463

(参照:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「平成 29 年度宅地建物取引士資格試験の結果について」)

また、合格者内訳を見ると、職種による合格率の大きな偏りは見られず、どの職種の方でもまんべんなく合格していることがわかります。

驚きなのが、主婦の方の合格率が最も高く、平成29年度の時点では7年連続1位だということです。

受験資格の有無にも、合格率にも職種や年齢は関係ないことが改めてわかります。

■合格者職業別内訳

職業 29年度 28年度 合格率
不動産業 11,235 10,280 15.4%
金融業 3,249 2,764 16.7%
建設業 3,148 3,066 10.4%
他業種 7,532 7,122 17.2%
学生 3,747 3,385 16.6%
主婦 1,288 1,343 19.3%
その他 2,445 2,629 18.0%
【計】 32,644 30,589 15.6%

(参照:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「平成 29 年度宅地建物取引士資格試験の結果について」)

高校生の方であれば気になる18歳未満の受験者についてですが、平成29年度には264人が受験し、14人が合格しています。

平成28年度は292人が受験、19人が合格という結果です。
(参照:一般財団法人 不動産適正取引推進機構「平成 29 年度宅地建物取引士資格試験の結果について」)

また、令和元年度は、16人が合格しています。
(参照:一般財団法人 不動産適正取引推進機構)

全体の受験者数に比べると、18歳未満の受験者は少なく、合格者も少ないといえますが、実際に宅建を受験した高校生以下の方も一定数いるということです。

何度も言いますが、宅建には特別な受験資格は必要ありません。

誰でも受験することができます。高校生でも、最終学歴が高卒でも関係ないのです。実際のデータからも見て取れますが、様々な職種の方が受験に訪れ、不動産業界に勤めているから合格率が高いわけでもなければ、年齢が若いから合格できないわけでもありません。

年齢や学歴に関係なく、受験の申し込みは可能なのです。

② 宅建取得によるメリットとは?‐高校生や高卒の就職・転職への影響

では、高校生や高卒の方が宅建の資格を取得することで得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

まず、「就職や転職で有利になる」ということが挙げられます。

これは、これから高校を卒業し、すぐに就職を考えている高校生や、就職・転職活動をしようと考えている高卒者の方にはとても嬉しいメリットですよね。

宅建は、宅建士として働くためになくてはならないものです。

宅建士として働くには、登録を受ける必要がありますが、その前提として試験に合格しておかなければなりません。

不動産取引を業とする会社には、一定数の宅建士を事務所ごとに設置する義務があります。

宅建士には独占業務もあるため、会社としては必要不可欠な存在なのです。

したがって、宅建資格を有する人材は非常に重宝されます。就職や転職活動で有利に働くこと間違いなしなのです。(※ただし、企業によって「学歴不問」か「高卒以上」「大卒以上」など、求める人材は異なるため、宅建資格を有しているからといって全ての企業の採用に有利になるとは言えません。応募条件を確認してください。)

また、「資格手当が支給される」「高卒者の平均年収よりも年収が上がる」という給与面でのメリットもあります。

宅建資格は、宅建士になるために必要不可欠であり、不動産取引を業とする会社には宅建士の設置義務があるというお話をしました。

このように、宅建士は、非常に貴重な存在であることから、資格手当を支給する会社も多いのです。

資格手当の相場は2万円~3万円ほど。年収にするとひと月分の給与が上乗せされるようなものなので、とても大きな差を生みます。

また、高卒者の平均年収は、男性で約292万円、女性が約214万円となっていますが、宅建士の平均年収は、20代でも300万円を超える場合が多いとされています。
(参照:厚生労働省 令和元年賃金構造基本統計調査)

役職や年齢、営業実績などが上がれば、年収も増加すると考えられますので、宅建士資格を有していれば、一般の高卒者に比べると生涯年収は大きくなると考えられます。

このように、宅建資格を保有していると、就職や転職活動で有利に働くことは間違いありません。

宅建士として登録することができるため、不動産取引業を営む企業にとって非常に貴重な人材となります。

宅建士には独占業務があり、会社には設置義務が課せられるので、宅建士の需要は絶えることがないのです。

さらに、資格手当がが支給される場合も多く、高卒者の一般年収と宅建士の年収を比べてみると、やはり宅建士の方が多い傾向にあり、年齢や役職が上がればより大きな収入を見込むことができるといえます。

学歴が重視される日本において、高校卒業後すぐに就職することや、高卒であることはコンプレックスになりがちですが、宅建資格を有していることで、学歴だけでは就くことのできない職種に出会えたり、一般の高卒者よりも多くの給与をもらえたりするのです。

就職を考える高校生や高卒者の方にはとても大きなメリットといえるのではないでしょうか。

独学でも合格できる?高校生や高卒におすすめの宅建勉強方法とは?

独学でも合格できる?高校生や高卒におすすめの宅建勉強方法とは?

高校生や高卒者の方でも、宅建の受験資格はあり、かつ取得によって得られるメリットが大きいことがわかりました。

将来の可能性は大きく広がり、資格取得によって自信もつきます。

学歴によるコンプレックスを感じる必要もなくなるでしょう。

残る問題は、宅建合格に向けた勉強方法です。金銭的な面を考えれば、やはり独学が最もありがたい手段だといえます。おそらく、独学で取得を検討しているという方も多いのではないでしょうか。

しかし、「高卒でも独学で大丈夫なのか」「高校の勉強と両立できるのか」という点で悩んでいらっしゃる方も多いと思います。

そこで、以下では、現役高校生や高卒者の方に独学での宅建合格は可能なのかという点や、おすすめの勉強方法についてお話していきたいと思います。

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高校生や高卒者の方におすすめの勉強方法は?

宅建取得を目指すにあたり、高校生や高卒者の方におすすめするのは「通信講座」です。

私としては、独学はおすすめできません。確実に合格を狙うのであれば、少し費用はかかりますが、「通信講座」が最もよいと思います。

低コストで時間の融通も利くのは、「独学」です。

時間や金銭面で独学に勝るものはありません。

しかし、「独学」は全て自己管理で行うことが求められます。

教材や勉強の進め方、情報収集など、何から何まで自分で行うのが基本です。誰も教えてくれません。

勉強のノウハウを持っていなければ、厳しい手段です。

そういった面では、高校生は本業である学業を優先しなければならないということ、高卒者の方であれば、勉強に苦手意識を持つ方もいらっしゃるということを考えると、通信講座で程よくサポートを受けながら勉強を進めていくことが最適かと思います。

通信講座では、テキストやカリキュラムなどを予め用意してくれます。

動画による講義や質問サポートなどが用意されている場合もあり、ある程度時間の融通も利くため、自分のペースも守ることができるのです。

費用は安くて2万円前後、相場は5万~10万円です。独学よりも費用はかかりますが、合格後の就職や年収のことを思えば、自己投資とみなすことで割り切ってもよい範囲ではないでしょうか。

もちろん、独学が不可能というわけではありません。計画性と効率的な勉強方法で自己管理を徹底できるのであれば、独学での合格も不可能ではないと思います。

独学の場合には、カリキュラムや教材選びは自分自身で行うため、情報収集が欠かせません。

そして、合格に必要な勉強時間を確保し、コツコツ継続することが必要です。

おそらく、高校生や高卒者の方で法律用語に馴染みのある方はあまりいらっしゃらないかと思いますので、入門書から宅建についてのイメージを掴むことも欠かせません。

このように、独学は低コストで時間の融通も利く魅力的な手段なのですが、自己管理が難しく、ハイリスクな手段でもあるのです。

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「やはり独学で挑みたい!」という方は、宅建に独学で挑戦する場合に何から手を付けるべきか知っておくべきです。こちらの記事をご覧ください。

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このように、高校生は本業である学業を優先する必要性があり、高卒者の方には勉強への苦手意識をお持ちの方もいらっしゃると思います。

ですので、自己管理が難しく、ある程度勉強へのノウハウがなければ厳しい手段である独学は、おすすめできません。

程よくサポート体制が整っており、費用面でも無理のない通信講座が最適かと思います。

どうしても独学で挑戦したいという場合を除き、通信講座を選ばれることをおすすめします。

高校生や高卒者でも宅建受験は可能‼ただし、おすすめは独学よりも通信講座!

現役の高校生や高卒者の方で、宅建受験を検討中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、気になるのが宅建の受験資格ですよね。年齢や学歴などで受験の可否が変わるのか、そして独学でも宅建に合格することはできるのでしょうか?

宅建は、特別な受験資格は必要ありません。ですので、高校生や高卒者の方でも受験することができます。

学歴や年齢は関係ないのです。

宅建は非常に人気の資格であり、多種多様な職種の方が色々な目的で受験します。

主婦の方や学生も受験しており、不動産会社に勤めているから合格率が高く、そうでなければ合格できないなんてこともありません。

18歳未満の人も一定数受けています。

高校生でも高卒者でも関係ないのです。

また、宅建取得によってメリットもたくさんあります。

まず、宅建は、就職や転職活動で有利に働きます。高校卒業後はすぐに就職しようと考えている高校生や、就職・転職活動を検討中の高卒者の方にはとても嬉しいメリットです。

また、宅建士には独占業務があり、不動産取引を業とする会社には宅建士の設置義務があるため、その需要は絶えません。そこから、資格手当が支給される場合もあります。

一般の高卒者の年収と宅建士の年収を比べると、宅建士の方が年収が多い傾向にあり、給与の面でもメリットが多いといえます。

将来の可能性を広げ、学歴によるコンプレックスを無くすという意味でも宅建はいいことだらけの資格です。

残る問題は、勉強方法ですが、私は「通信講座」をおすすめします。

「独学」は積極的に勧めることはできません。何故なら、独学は自己管理が徹底できなければ挫折しやすく、勉強に苦手意識がある高卒者の方、ブランクがある方、高校の学業を優先すべき高校生にはハイリスクといえるからです。

一方、「通信講座」は費用はかかるものの、程よいサポートが受けられ、時間の自由もある程度利きます。自己投資という意味で割り切ることができれば、「通信講座」が最適だと考えます。

宅建は、受験資格やメリットから考えても高校生や高卒者の方にお勧めできる資格です。

是非、挑戦してみてはいかがでしょうか。

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(名前:豆のとめ吉、年齢:20代後半、性別:女)
大学在学中(法学部)に「宅建」に独学で一発合格いたしました。
「法学部出身なら楽勝だったんでしょ?」確かに、全くの畑違いではありませんでした。
しかし、本番までは5ヶ月程度、さらに大学の期末試験とも重なり、使える時間は、通学時間や講義の空き時間などの隙間時間だけ…!そんな中、どうやって合格したのか…。
私の経験に基づき、「独学での宅建合格方法」をご紹介します‼

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