宅建通信講座のTACとLECはどっちがおすすめ?宅建士が徹底比較した結論とは?

宅建通信講座のTACとLECはどっちがおすすめ?宅建士が徹底比較した結論とは?

「宅建通信講座を受けるなら、TACとLECのどっちが良いのか知りたい」と思っていますね。

資格学校最大手のTACとLEC。どちらも、全国に予備校があり通信講座も行っています。

毎年多くの合格者を輩出していること、歴史ある資格学校で知名度が高いことなど共通点が多いので、どちらを選べば良いのか迷ってしまうでしょう。

通信で宅建学習をする場合、どの通信講座を使うかということが、合格を左右する重要なポイントです。

「知名度があるから」「受講料が安いから」などと安易な気持ちで決めてしまうと勉強に費やした時間もお金も無駄になってしまうかもしれません。

そこで今回は共通点の多いTACとLECを徹底比較していきます。

「信頼性」「コース」「料金」「テキスト」「講義」「教材」「サポート体制」を比較しながら、おすすめ度の高さを考えていきましょう。

TACとLECの「信頼性」比較

TACとLECの「信頼性」比較

TACもLECも資格学校としての知名度が高いという魅力があります。

でも、知名度よりも信頼性や実績が大切。高い受講料と貴重な時間を使って学習する通信講座は、信頼できることが絶対条件なのです。

TACは宅建試験合格者1,285人

TACを運営するのは、1980年設立の株式会社TACです。

公認会計士講座が行われたのが始めての講座でした。

TACはその後、時代とともに様々なジャンルの講座を増やしていき、あらゆる講座を網羅した総合資格スクールとして知名度を上げ続けています。

TACの信頼度を知る1つ目の目安は、この40年という開講実績にあるでしょう。

もう1つの目安は宅建試験の合格者数の多さです。

2019年度のTACの宅建講座の合格者は1,285名、2017年度は1,256名、2018年は1,255名となっています。

全国の2019年度の宅建講座合格者は37,481名でした。合格率は17%という狭き門である宅建士資格なのですが、TACでは多くの宅建試験合格者を輩出している実績から、信頼性の高さがうかがえます。

LECは宅建試験合格率75.1%

LECを運営するのは1979年創立の株式会社リーガルマインドです。

1979年に司法試験の受験指導機関として講義がスタート。長きにわたり生産性の高い人材育成を行ってきた実績があります。

さらに、LECの信頼性の高さは宅建試験合格率からもわかります。

2019年度は受講生282名のうち212名合格しているのです。合格率はなんと75.1%。

全国平均の17%を大きく上回っています。

このように、TACもLECも約40年もの間、日本の資格試験の最前線にいた実績があり、その通信講座も信頼性は高いでしょう。

宅建試験合格の実績に関しては、若干違いがありました。

2019年度は、TACは約1200人もの合格者を輩出していますが、LECは約200人です。この数字だけを見るとTACが優勢に感じますが、TACは合格率は公表しておらず、LECの75.1%という非常に高い合格率が公表されています。

合格者数の多いTACと、合格率の高いLECの信頼性は、ほぼ同レベルと言えるでしょう。

TACとLECの「特徴」比較

TACとLECの「特徴」比較

それぞれの宅建講座には特徴があります。

TACとLECの特徴はどうなっているのでしょうか。

TACは学習効率を追求したカリキュラムが特徴

TACの宅建講座は、初学者でも無理なく学習するためのカリキュラムを提供しています。
宅建試験の全範囲を勉強する必要はありません。

TACは宅建士試験に合格するために必要な「7割以上」得点することを目指しているのです。

だから、初学者でも短期間でしっかり合格を狙うことができます。

学習効果のある科目に的を絞り、その項目の知識は確実に身につけられるように徹底学習していきます。

TACの長年のノウハウを生かし、効率的なメリハリ学習をしています。

LECは宅建試験問題の的中実績が特徴

LECは最新の出題傾向を踏まえた模試を実施しており、毎年非常に高い的中率となっています。

宅建試験をとことん分析し、最新の出題傾向を的確にとらえ、復習重要度の高い問題を選び抜いているのです。

そんなLECの宅建講座を受けているから、LECの合格率は非常に高いのでしょう。

徹底的に研究した問題、カリキュラム、テキスト、講義がLECの特徴です。

どちらも合格を勝ち取るための工夫を凝らしたカリキュラムを作っています。

できるだけ効率よく時短学習をしたいならTACが向いているでしょう。

完璧に近い試験対策をしたいならLECがおすすめです。

TACとLECの「料金とコース」比較

TACとLECの「料金とコース」比較

TACとLECに共通するデメリットは、料金の高さです。

宅建通信講座の相場は5万円~10万円ほどなのですが、TACもLECも平均的な受講料は10万円以上となっています。

2~3万円の格安受講料の通信講座もあるため、TACとLECのレベルの高さがわかっていても躊躇してしまう人は多いはずです。

しかしTACもLECも格安通信講座にはない充実したコースとなっています。

TACもLECも「通学」と「通信」があります。

さらにTACの通信講座は「Web通信」と「DVD通信」に分かれています。

「Web通信」は、スマホ閲覧、音声ダウンロードが可能です。

LECの通信は「Web+スマホ+音楽ダウンロード」と「DVD通信」があります。

どちらのWeb通信講座もオンラインで学習し、パソコンだけでなくスマホやタブレットで視聴することができます。音声ダウンロードもついています。

DVD通信講座はDVDで動画講義を視聴しながら学習します。

TACもLECも、すきま時間を利用して効率よく学習するために、様々な学習ツールを提供しているのです。

それでは、TACとLECの気になる料金とコースを見ていきましょう。

TACの初学者用コースは156,800円(税込)

コース名 特徴 受講料
総合本科生SPlus 「過去問答練」13回分(計325問)を含んだカリキュラム。インプットもアウトプットも充実した万全のコース。 WEB通信講座156,800円(税込)※通常196,000円(税込)、DVD通信講座164,000円(税込)※通常206,000円(税込)
チャレンジ本科生 頻出事項、重要論点を絞り効率よく学習する超短期コース。 WEB通信講座94,000円(税込)
DVD通信講座100,000円(税込)
まるかじり本科生 相川眞一講師による超短期合格コース。初心者を対象にした過去62年間の出題データ分析に基づいた講義が特徴。 WEB通信講座64,000円(税込)
DVD通信講座70,000円(税込)
スマートWeb本科生 Web講座専用。徹底的に無駄を省き効率を重視したカリキュラム。どの科目でも、どこからでも始められるのが特徴。 スマートWeb本科生(計74時間)89,000円(税込)スマートWebパック(計60時間)74,000円(税込)
答練パック 実戦感覚を鍛えて、出題予想論点を押さえる問題演習に特化したコース。 WEB通信講座33,000円(税込)
DVD通信講座34,000円(税込)
実力完成本科生 学習経験者対象のコース。500問以上も問題演習し解答力を鍛えながら、弱点克服に重点を置いている。 WEB通信講座115,000円(税込)DVD通信講座123,000円(税込)※入会金10,000円
総合本科生 学習期間、カリキュラムともに標準的なコース。効率よく学習することができます。 WEB通信講座147,000円(税込)DVD通信講座156,000円(税込)
速修本科生 短期間に効率良く学習を進められるコース。合格に必要な部分を重点的に、的確に勉強していきます。 WEB通信講座121,000円(税込)DVD通信講座129,000円(税込)

>>>tacの詳細はこちら

TACは「学習を始める時期」「学習レベル」に合わせて選べる8つのコースがあります。

初学者でもじっくり学習できる人気コースは「総合本科生SPlus」。

初学者にもわかりやすく、インプットもアウトプットも万全の内容となっています。受講料は156,800円(税込)です。

その他、超短期コースの「まるかじり本科生」、Web講座専用の「スマートWeb本科生」や、問題演習に特化した「答練パック」など、様々なタイプと受講用のコースがあります。

あなたの希望する学習期間、レベル、さらに予算に合わせて選ぶことができるのです。

LECの初学者用コースは154,000円(税込)

コース名 特徴 受講料
ウルトラ合格フルコース 5ヵ月間で本格的試験対策をするコース。初学者でもわかりやすい導入講座もあります。 WEB通信講座110,000(税込)、DVD通信講座121,000円(税込)
ウルトラ合格ライトコース 無駄のない講義と演習で、短期間でも合格レベルを目指せるコース。初学者向けの導入講座もあります。 WEB通信講座91,300(税込)、DVD通信講座95,700円(税込)
春からチャージ合格フルコース 春からスタートし、基礎から直前期までたっぷり学習できるフルコース。合格に必要な知識を効率よく学習します。 WEB通信講座143,000円(税込)、DVD通信講座159,000円(税込)
週一完成合格フルコース フルカラー教材「宅建士合格のトリセツ」の基本テキストと問題集を使ったコース。徹底的な過去問解説が特徴です。 WEB通信講座126,500円(税込)、DVD通信講座143,000円(税込)
再チャレンジ合格フルコース 宅建学習経験者向けのコース。試験突破のカギである出題パターンと解放テクニックの習得を目指します。 WEB通信講座110,000円(税込)、DVD通信講座126,500円(税込)
プレミアム合格フルコース 時間をかけて基礎から万全の対策をするコース。合格力トレーニングメニューを完全網羅。初学者向けのコースです。 WEB通信講座154,000円(税込)、DVD通信講座170,500円(税込)
パーフェクト合格フルコース 合格に必要な基礎と演習がセットになったコース。効率重視で、合格に必要な知識を身に着けることを目的としています。 WEB通信講座126,500円(税込)、DVD通信講座143,000円(税込)
再チャレンジ合格フルコース+スーパー合格講義 基礎講座での知識に、応用論点や頻出論点演習などが追加されたコース。宅建学習経験者向けのコースです。 WEB通信講座148,500円(税込)、DVD通信講座165,000円(税込)

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LECも「学習を始める時期」「学習レベル」に合わせた8つのコースがあります。

初学者がじっくり学習できる「プレミアム合格フルコース」は154,000円(税込)となっています。

LECは初学者向けコースだけでなく「再チャレンジ合格」のコースも充実しています。

今年こそは合格を勝ち取りたい人向けて、より効果的、実践的な学習を提供しているのです。

TACもLECも初心者向けの万全カリキュラムコースはほぼ同じレベルの料金でした。

様々なニーズに合わせて多くのコースが用意されているところも、共通するメリットです。

ただし、LECのほうが、超短期コース、Web通信専用のコース、演習に特化したコースなど、ボリュームを少なくして受講料を10万円以下におさえているコースもあります。

料金、コースの比較においては、金額的に選択肢が多いTACのほうが、おすすめ度が高いです。

TACとLECの「講義」比較

TACとLECの「講義」比較

次に、TACとLECの講義を比較してみましょう。

どちらも、通学制と同じ講義を視聴することができるので、通学制と同レベルの講座を受けられるのが魅力です。

それ以外のTACとLECの講義の違いを比較してみましょう。

TACの講義は「ポイントを押さえたわかりやすい講義」

TACの講師陣はハイレベルのプロフェッショナル集団です。

宅建試験の全範囲をダラダラ勉強するのではなく、的を絞ったわかりやすい講義を展開します。

重要ポイントだけを的確に講義していくので、初学者でもわかりやすいと好評です。

さらに、TACの講師陣の魅力は「熱意」です。

動画講義で受講すると集中力が切れてしまうことがありますが、TACの場合は、実際に教室で行われている講義がそのまま収録されているので、講師の熱意が伝わってきます。

だから講義に集中して効率よく学習できるでしょう。

LECの講義は「おもしろい、記憶に残りやすい講義」

LECの講師陣も宅建試験を熟知したプロ集団なので、とてもレベルの高い講義を展開しています。

合格者の口コミを見ると「どの講師も教え方が上手い」「講義がおもしろい」と評価が高いことがわかります。

LECの講師は、ただ知識を伝えるだけの講義をするのではなく、おもしろい講義、さらに記憶に残る講義を心がけています。

複雑で難しい宅建試験の範囲を、できる限りかみ砕いてわかりやすく説明してくれるので、初学者でも安心してついていくことができるでしょう。

TACもLECもさすが大手予備校の講師陣ということで、講義の質はとても高いです。

どちらも同等のレベルと言えます。

大手予備校の人気講師の講座を自宅や通勤途中に気軽に受講できることを考えると、通信講座の高い受講料にも納得できるでしょう。

それぞれの公式サイトからサンプル動画をチェックすることができます。ぜひ、あなたの目で確認してみてください。

TACとLECの教材の比較

TACとLECの教材の比較

TACとLECは他の格安通信講座に比べて受講料は高いですが、その分教材がとても充実しています。

これだけあれば大丈夫という内容なので、他に購入する必要はないでしょう。

しかし、一つデメリットと言えるのが、TACもLECも冊子版の教材だけで、WEB版のテキストや問題集はありません。

通勤途中などに、スマホでテキストを見るということはできませんので注意してください。

TACと大原の通信講座が他と一線を画しているのは、教材の充実さにもあります。

TACの教材はわかりやすい工夫が魅力

TACの宅建講座の教材は常に最新の情報を収録しています。

本試験の出題傾向を徹底的に分析して、合格に必要な情報を毎年アップデートしています。法改正にも対応した内容になっています。

しかし、どんなに最新情報が載っていても複雑な内容ではやる気が出ません。

TACは初学者でも短期間に効率よく学習できるように、テキストのわかりやすさを追求しています。

「問題提起→理解→記憶」へいう流れで構成されており、体系的に学習できる仕組みになっています。

さらに、理解しやすいレイアウト、図解とポイントマークでわかりやすく解説するなど、随所にわかりやすい工夫がほどこされているのです。

さらにテキストと問題集がしっかり連動しているので、インプットとアウトプットをバランスよく進めることができます。

LECの教材は効率よく学習できる内容

LECの教材も、TAC同様に法改改正に対応し最新の内容を収録しています。

LECは宅建受験生に長年支持されてきたロングセラー書籍を数多く出版してきた実績があります。

宅建学習を知り尽くしているLECのノウハウが凝縮されたテキストとなっているのです。

「理解→復習→定着」の学習サイクルを効率よく学べる内容となっているので、無理なく無駄なく進めていくことができます。

知識と解き方を両方身につけるための解説や、解答する時に着目すべきポイントなど、わかりやすく解説しています。

TACもLECも他の通信講座にはないボリュームのある教材で宅建学習をサポートしてくれます。

どちらも効率よく学習できるわかりやすいテキストが魅力です。

しかし、TACのほうがテキストと問題集がうまく融合した内容になっているので、若干おすすめ度が高いです。

TACとLECのサポートフォロー制度の比較

TACとLECのサポートフォロー制度の比較

最後にサポートフォロー制度を比較しましょう。

通信講座は、一人で学習することになるので、スムーズに進まなかったり、モチベーションが維持できないこともあります。

しかし、TACとLECは通信講座メインではなく通学講座がメインのスクールということもあり、通信講座の受講者に対してもサポート体制が充実しています。

具体的なサポートフォロー制度を比較してみましょう。

TACは添削指導で弱点対策ができる

TACのサポートフォロー制度は「質問対応・添削指導」と「学習サポート機能」があります。

メールで質問できる質問対応システムと、課題を提出して添削指導を受けられるシステムがあるので、独学でもつまずくことなくスムースに進めることができるでしょう。

さらに「TAC WEB SCHOOL」という学習サポート機能により、最新情報を見ることができたり、学習進捗状況を確認できたり、「i-コミュニティ」で受講者同士がWEB上で交流することもできます。

また、自習室を利用できるTACの校舎もあるので、集中して勉強したい時に便利です。

LECは学習フォローサービスが便利

LECは、オンライン学習をサポートするための学習フォローサービス「Online Study SP」があります。

受講者同士で質問や相談を共有できる「教えてメイト」、LECフォロースタッフに質問できる「教えてチューター」機能があるので、学習中に疑問や不安があっても安心です。

さらに、自分の学習進捗を確認したり、モデルスケジュールを参考にしながら学習計画を立てられる機能もあります。

どちらも、WEB上で質問できたり、学習進捗状況を確認したり、受講者同士の交流をすることもできます。

通学講座ではありませんが、通学に近い環境で学習することができるのです。

TACには、添削指導もついているため、LECよりも手厚いサポートが受けられるでしょう。

総合的にはTACがおすすめ

総合的にはTACがおすすめ

ここまで、TACとLECを様々な角度から比較してきました。

まとめると以下のような結果になりました。

TAC LEC おすすめ
信頼性 合格者1,285名 LECは宅建試験合格率75.1% 同じ
特徴 学習効率を追求したカリキュラム 宅建試験問題の的中実績が特徴 同じ
料金とコース 156,800円(税込) 154,000円(税込) TAC
講義 ポイントを押さえたわかりやすい講 おもしろい、記憶に残りやすい講義 同じ
教材 わかりやすい工夫が魅力 効率よく学習できる内容 TAC
サポート体制 添削指導で弱点対策ができる 学習フォローサービスが便利 TAC

TACもLECも受講料が高いところだけは気になりますが、コース、講義、教材、サポートとバランスよく充実した内容になっています。

一つ一つ詳しく比較してみると、ややTACのほうが魅力的ということがわかりました。

まとめ

今回は、全国規模の人気資格学校のTACとLECを比較してきました。

「信頼性」「コース」「料金」「テキスト」「講義」「教材」「サポート体制」を比較してみたところ、TACのほうがおすすめ度が高いことがわかりました。

しかし、これは私見です。今回ご紹介した比較情報を参考にしていただきながら、あなたにとってピッタリの講座を選んでください。

TACもLECも講師サイトからサンプルテキストやサンプル講義を見ることができるので、ぜひチェックしてみてください。

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(名前:豆のとめ吉、年齢:20代後半、性別:女)
大学在学中(法学部)に「宅建」に独学で一発合格いたしました。
「法学部出身なら楽勝だったんでしょ?」確かに、全くの畑違いではありませんでした。
しかし、本番までは5ヶ月程度、さらに大学の期末試験とも重なり、使える時間は、通学時間や講義の空き時間などの隙間時間だけ…!そんな中、どうやって合格したのか…。
私の経験に基づき、「独学での宅建合格方法」をご紹介します‼

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