フォーサイト宅建通信講座の受講料金に関する情報をお探しですか?
通信講座を決める時に「料金」は重要な要素ですよね。
フォーサイトの人気の理由は大きく3つあります。
合格率71.5%(2019年度)という「高い合格率」と、こだわり抜いた「充実の教材」です。
そして「納得の低価格」です。
今回は、このフォーサイトの「納得の低価格」について解説していきたいと思います。
フォーサイトの宅建通信講座のコース、受講料、教材内容、さらに給付制度や特典など、フォーサイト宅建の気になる料金に関わることをまとめてご紹介していきます。
フォーサイトは、本当に「納得の低価格」なのか?検証していきましょう。
フォーサイト宅建通信講座の受講料は?
宅建通信講座の受講料金の相場は、5万円~10万円ほどになります。
フォーサイトの受講料はどれくらいになるのでしょうか。
それぞれのコースの受講料金、さらに割引になる料金についてもご説明していきましょう。
3つのコースの受講料金と教材内容について
フォーサイトは学習内容のボリューム別に3つのコースに分かれています。
学習したい内容によって選ぶことができるのです。
3つのコースはそれぞれ受講料金も異なります。
それぞれのコースの料金と教材内容を見ていきましょう。
バリューセット1 2021年試験対策(基礎+過去問講座)
62,480円(税込)
基礎+過去問がセットになったフォーサイトスタンダートセットです。
受講料は62,480円(税込)と3つのコースの中で最もリーズナブルになっています。
宅建試験合格のために必要となるインプット教材とアウトプット教材が一通り揃っています。
宅建初学者、宅建経験者に向けたコースです。
教材は以下のように「基礎講座」「過去問講座」「補足資料・副教材」「eラーニング」があります。
基礎講座
- テキスト 4冊
過去問講座
- 問題集 5冊
- 再現問題
- 模擬試験(1回分)
- 演習ノート
補足資料・副教材
- 受講ガイド
- 戦略立案編
- 合格必勝編
- 入門講座 テキスト
- 統計資料・法改正情報等
- 合格カード
- 宅建マンガ
- 合格体験記
- 無料メール質問 10回
eラーニング
- デジタルテキスト
- 講義動画+音声
- eライブスタディ
- 学習スケジュール
- 確認テスト
- チェックテスト
このように、フォーサイトの充実の教材が揃ったコースなので、基礎からしっかり丁寧に学習することができるでしょう。
講義動画はeラーニングで視聴したり、ダウンロードして視聴することになります。
講義動画が収録されたDVDは付属していません。
フォーサイトのスタンダートコースを受講したい人、動画講義はDVDは必要なく、スマホやタブレットですきま時間に受講したい人におすすめです。
バリューセット2 2021年試験対策(基礎+過去問+直前対策講座)
73,480円(税込)
基礎+過去問+直前対策講座がセットになったフォーサイト合格率No.1のセットです。
受講料は73,480円(税込)とスタンダードコース1よりも11,000円高くなっています。
基礎知識の理解と定着、過去問演習、さらに試験直前対策まで全てをカバーした内容となっています。
宅建初学者、宅建経験者に向けたコースです。
教材は以下のように「基礎講座」「過去問講座」「補足資料・副教材」「eラーニング」「直前対策講座」があります。
基礎講座
- テキスト 4冊
過去問講座
- 問題集 5冊
- 再現問題
- 模擬試験(1回分)
- 演習ノート
補足資料・副教材
- 受講ガイド
- 戦略立案編
- 合格必勝編
- 入門講座 テキスト
- 統計資料・法改正情報等
- 合格カード
- 宅建マンガ
- 合格体験記
- 無料メール質問 15回
eラーニング
- デジタルテキスト
- 講義動画+音声
- eライブスタディ
- 学習スケジュール
- 確認テスト
- チェックテスト
直前対策講座
- 特別レジュメ全2編2冊
このように、バリューセット1の教材に加えて「直前対策講座」がプラスされた内容です。
無料質問メールの回数も多くなっています。
バリューセット1同様に講義動画はeラーニングで視聴したり、ダウンロードして視聴することになります。
講義動画が収録されたDVDは付属していません。
直前対策に力を入れたい人、今まで独学で学習してきたけれど改めて基本から体系的に学習したい人におすすめです。
バリューセット3 2021年試験対策(基礎+過去問+直前対策+科目別答練+過去問演習システム
通常セット89,980円(税込)
通常セット+DVDオプション98,120円(税込)
基礎+過去問+直前対策+科目別答練+過去問演習システムがセットになったボリューム満点のコースです。
このコースのみ、料金は2パターンあります。
通常の教材セットに加えて「DVDオプション」をつけることができるのが特徴です。
通常セットは89,980円(税込)、DVDをつけると98,120円(税込)となります。
eラーニングとDVDの講義内容は同じものです。
フォーサイトの3コースの中では一番高い料金設定ですが、一般的な通信講座に比べると、10万円以下でこのボリューム、Web講座もDVD講座も視聴できることを考えるとコスパは良いでしょう。
バリューセット2の内容に、さらに「科目別答練講座」と特別な過去問演習が行えるeラーニングシステム「過去問演習システム」がプラスされたフルコースとなっています。
「過去問演習システム」は、問題を解く力を徹底的に鍛えていく内容なので、合格に向けてより実践演習ができるでしょう。
宅建初学者、宅建経験者に向けたコースです。
教材は以下のように「基礎講座」「過去問講座」「補足資料・副教材」「eラーニング」「直前対策講座」「科目手別答練講座」があります。
基礎講座
- テキスト 4冊
- 講座DVD 7枚
過去問講座
- 問題集 5冊
- 再現問題
- 模擬試験(1回分)
- 演習ノート
- 講義DVD 5枚
補足資料・副教材
- 受講ガイド
- 戦略立案編
- 合格必勝編
- 入門講座 テキスト
- 統計資料・法改正情報等
- 合格カード
- 宅建マンガ
- 合格体験記
- 無料メール質問 20回
- 合格ガイド/戦略立案/合格必勝編DVD
- 入門講座DVD
eラーニング
- デジタルテキスト
- 講義動画+音声
- eライブスタディ
- 学習スケジュール
- 確認テスト
- チェックテスト
- 過去問演習システム
直前対策講座
- 特別レジュメ全2編2冊
- 講義DVD全2編2枚
科目別答練講座
- 受講の手引き
- 問題用紙4枚
- 解答・解説4枚
- 解答用紙4枚
上記の教材の中のDVDは、DVDオプションをつけた98,120円(税込)の場合に含まれることになります。
通常セットの場合はDVDはつきません。他のコース同様に講義動画はeラーニングで視聴したり、ダウンロードして視聴することになります。
基礎、答練、直前対策までガッチリサポートしてほしい人、さらにスマホやタブレットよりもDVDでじっくり受講したい人におすすめのコースです。
3つのコースの教材を比較してみると以下のようになります。
バリューセット1 | バリューセット2 | バリューセット3 |
【基礎講座】 | ||
テキスト 4冊 | テキスト 4冊 | テキスト 4冊 |
– | – | 講座DVD7枚 |
【過去問講座】 | ||
問題集 5冊 | 問題集 5冊 | 問題集 5冊 |
再現問題 | 再現問題 | 再現問題 |
模擬試験(1回分) | 模擬試験(1回分) | 模擬試験(1回分) |
演習ノート | 演習ノート | 演習ノート |
– | – | 講義DVD5枚 |
【補足資料・副教材】 | ||
受講ガイド | 受講ガイド | 受講ガイド |
戦略立案編 | 戦略立案編 | 戦略立案編 |
合格必勝編 | 合格必勝編 | 合格必勝編 |
入門講座 テキスト | 入門講座 テキスト | 入門講座 テキスト |
統計資料・法改正情報等 | 統計資料・法改正情報等 | 統計資料・法改正情報等 |
合格カード | 合格カード | 合格カード |
宅建マンガ | 宅建マンガ | 宅建マンガ |
合格体験記 | 合格体験記 | 合格体験記 |
無料メール質問 10回 | 無料メール質問 15回 | 無料メール質問 20回 |
– | – | 合格ガイド/戦略立案/合格必勝編DVD |
– | – | 入門講座DVD |
【eラーニング 】 | ||
デジタルテキスト | デジタルテキスト | デジタルテキスト |
講義動画+音声 | 講義動画+音声 | 講義動画+音声 |
eライブスタディ | eライブスタディ | eライブスタディ |
学習スケジュール | 学習スケジュール | 学習スケジュール |
確認テスト | 確認テスト | 確認テスト |
チェックテスト | チェックテスト | チェックテスト |
– | – | 過去問演習システム |
【直前対策講座】 | ||
– | 特別レジュメ全2編2冊 | 特別レジュメ全2編2冊 |
– | – | 講義DVD全2編2枚 |
【科目別答練講座 】 | ||
– | – | 受講の手引き |
– | – | 問題用紙4枚 |
解答・解説4枚 | ||
– | – | 解答用紙4枚 |
このように、3つのコースの教材のボリュームがだいぶ異なりますので、あなたの希望に合わせて選ぶことができるでしょう。
教育訓練給付制度について
ここまでフォーサイト宅建の3つのコースの料金と教材内容について見てきました。
さらに、フォーサイトの料金に関する情報があります。
実は、「バリューセット1」と「バリューセット2」は、教育訓練給付制度の対象講座となっています。
あなたが教育訓練給付制度の対象者で、かつフォーサイトの条件を満たすことができれば、フォーサイトに支払った修了までの受講料金の20%がハローワーク(公共職業安定所)から給付されるのです。
教育訓練給付制度とは?
一般教育訓練給付制度とは、働く人の主体的な能力開発を、国が支援する制度です。
受給資格がある人で、かつ厚生労働大臣の指定する給付金対象の講座を受講し修了すると、受講料金の20%がハローワーク(公共職業安定所)から給付される流れになります。
給付額は上限10万円となっており、4,000円未満の場合は支給されません。
利用することができる人は?
教育訓練給付制度は誰でも利用できるわけではありません。
「今回初めて利用する人」の場合は、受講開始日の時点で、雇用保険の被保険者であった期間が通算1年以上であれば対象になります。
「過去に支給を受けたことがある人」は、前回の利用から受講開始日に雇用保険の被保険者であった期間が通算3年以上であれば対象になります。
さらに、「離職した人」は、1年以内であれば対象になります。
利用できるか確認する方法は?
あなたが教育訓練給付制度を利用できるか知る方法は、ハローワーク(公共職業安定所)に問い合わせて確認することです。
現住所管轄内のハローワークに確認しましょう。
フォーサイトの条件は?
一般教育訓練給付制度を利用するためには、ただフォーサイトの対象講座を受ければ良いわけではありません。
フォーサイトの定める修了認定基準をクリアしていることが条件になります。
その修了認定基準とは、eラーニング「道場破り」の確認テストを全回実施すること、さらに全回80点以上を得点することです。
受講期間内であれば、何度でも挑戦することができます。
利用方法は?
フォーサイトの申し込みフォームに「教育訓練給付制度」にチェックを入れて申し込みます。
そうすると、初回の教材が送られてくる時に、教育訓練給付制度を利用するための必要書類が届きます。
必要事項を記入し、身分証明書をコピーし、フォーサイトに提出しましょう。
修了認定基準を満たすことができたら、フォーサイトから「教育訓練給付金支給申請書」「教育訓練修了証明書」「領収証」が届きます。
受講終了日翌日から1ヵ月以内にハローワークで申請手続きをしましょう。
このように、フォーサイト宅建通信講座には、教育訓練給付制度の対象コースがあるので、実質の受講料が大幅に安くなる可能性があります。
フォーサイトを検討している人は、ぜひハローワークに問い合わせてみましょう。
全額返金保証制度について
フォーサイト宅建通信講座のバリューセット1、バリューセット2は教育訓練給付制度対象講座ですが、バリューセット3は対象講座ではありません。
ところが、バリューセット3には「全額返金保証制度」があるのです。
フォーサイトは受講生の不安を解消するために、もし不合格だった場合には受講料を全額返金する制度を設けています。
「通信講座の高い受講料を払って、もし合格できなかったらどうしよう…」という不安があると、学習に身が入らないでしょう。
返金制度があれば、そのような不安がなくなるので学習に打ち込むことができ、結果的に「合格」に近づくことができるとフォーサイトは考えているのです。
適用条件は?
全額返金保証制度を利用するためには、4つの条件があります。
- 1つ目は、全ての確認テストにおいて100点を取得すること。
- 2つ目は、25満点以上の学力テストを2回受験し、2回の平均が22点以上になること。
- 3つ目は、本試験前に必要書類を提出すること。
- 4つ目は、本試験後に必要書類を提出し、教材を返送すること。
本試験前に提出する必要書類は、受験票・本人確認書類のコピーと「返金申請書」です。
本試験後に提出する必要書類は「返金希望」を記入したメモ用紙、教材一式、返金口座です。
このように、確認テスト、学力テストにおいて条件を満たすこと、必要書類をしっかり提出する必要があることを覚えておきましょう。
宅建試験合格を目指すことがもちろん一番の目標ですが、返金保証があると金銭的負担、心理的負担が軽減されるので、学習効果がアップするでしょう。
フォーサイト宅建通信講座の料金は高い?
ここまで、フォーサイトの宅建通信講座の受講料について見てきました。
宅建通信講座の受講料の相場は5万円~10万円です。
フォーサイト宅建通信講座の受講料は62,480円(税込)~98,120円(税込)なので、平均的と言えるでしょう。
さらに、教育訓練給付制度や全額返金保証制度が対象となっているので、さらにお得に利用できる場合もあります。
ここからは、フォーサイト宅建通信講座の受講料は「納得の低価格」なのか考えていきたいと思いまうす。
他の通信講座と比べると平均的
最近は、迷ってしまうほど様々な宅建通信講座があります。
その中でも、当サイトが料金的にも内容的にもおすすめする宅建通信講座10社の受講料をフォーサイトと比較してみたいと思います。
通信講座名 | コース名 | 受講料 | |
No.1 | スタディング | 宅建士合格コース | 20,350円(税込) |
No.2 | スケタン スタケン | 宅地建物取引士講座 | 21,780円(税込) |
No.3 | アガルート | 入門総合カリキュラム | 32,780円(税込) |
No.4 | クレアール | 短期間全力投球コース | 39,800円(税込) |
No.5 | L・A | オンライン受講クラス | 60,500円(税込) |
No.6 | フォーサイト | バリューセット | 62,480円(税込) |
No.7 | ユーキャン | 宅地建物取引士講座 | 63,680円(税込) |
No.8 | 資格スクエア | 2020未来合格パック | 77,000円(税込) |
No.9 | LEC | ウルトラ合格フルコース | 110,000円(税込) |
No.10 | TAC | 総合本科生SPlus | 196,000円(税込) |
このように、なんと受講料が2万円代の超リーズナブルな通信講座もあります。
このような通信講座と比べたらフォーサイトは割高に感じるでしょう。
逆に、LECやTACなどの大手スクールの通信講座は10万円以上の受講料となっています。
当サイトが料金、内容的におすすめする宅建通信講座の中では、フォーサイトは平均的な受講料であると言えるでしょう。
充実の教材とサポート体制なのでコスパが良い
フォーサイトよりも大幅に受講料が安い通信講座もあります。
料金重視で選ぶなら、格安通信講座を選択するのもアリでしょう。
しかし、リーズナブルな通信講座の場合はサポート体制や教材をカットすることで、受講料を極限まで安くしていることもあります。
フォーサイトは、充実の教材や万全のサポート体制があるため、決して高い受講料ではありません。コスパが良いのです。
教材について
上記の3つのコースの部分でご紹介したように、フォーサイトの教材は非常に種類が多く、内容も充実しています。
わかりやすさと効率の良さを追求したテキストは、フルカラーでイラストを多く取り入れながら、要点を絞った内容になっています。
テキストに対応した問題集は、正解力とスピード解答力を鍛える工夫が施されています。
動画講義では、人気講師が必要な部分だけを凝縮したコンパクトな講義を展開。熱意とユーモアのある講師であるととても評判が良いです。
さらに、フォーサイトの教材の魅力は充実したeラーニング「ManaBan」です。
デジタルテキスト、講義動画+音声、eライブスタディ、学習スケジュール、確認テスト、チェックテストなど多彩なコンテンツで受講生をサポートします。
フォーサイトの教材については、こちらの記事で詳しく解説していますのでご参考ください。
「フォーサイトを検討しているけれど、テキストは使いやすい?」 「フォーサイトの参考書は難しくない?」 「フォーサイトのテキストはスマホでも見れる?」 など、フォーサイト宅建通信講座の教材の情報をお探しですね。 201[…]
サポートフォロー体制
フォーサイトは、通信講座でありながら、通学制の講座のように受講生により沿ったフォロー体制が魅力です。
特に受講生から高評価なのが、質問への対応です。
フォーサイトでは受講生が講師やスタッフにメールで質問することができるのですが、その返答が非常に速く、丁寧であると評判なのです。
ほとんどの通信講座が質問対応をしていますが、一週間かかる場合があるなど、すぐに返答をもらうのは難しいものです。
フォーサイトは返答が非常に速いのでテンポよく学習を進めることができるでしょう。
また、問題に関する質問だけでなく、「暗記ができない…」「学習時間が確保できない…」など学習に関する悩み事にも対応してくれます。
受講生目線のフォロー体制が整っているので、安心して宅建学習ができるでしょう。
フォーサイト宅建通信講座の受講料は、平均的な金額です。
格安料金の通信講座に比べたら高いです。しかし、充実した教材内容、サポート体制も万全なので費用対効果は高いでしょう。
まとめ
(画像出典:フォーサイト)
今回は、フォーサイト宅建通信講座の受講料金について解説してきました。
フォーサイトの人気の理由は、「高い合格率」「充実した教材」「納得の低価格」です。
本当に「納得の低価格」なのか、それぞれのコースの受講料金や他の通信講座との比較、さらに費用対効果について考えてきました。
フォーサイト宅建通信講座の料金は格安ではありません。しかし、講義、教材、フォロー体制が充実しているため、納得できる低価格と言えるでしょう。
また、教育訓練給付制度や全額返金保証制度を利用できる場合もあるので、定価の受講料よりもお得に利用できる可能性もあります。
料金を重視して選びをしたい人でも、納得できる通信講座でしょう。